「羅生門」という、水前寺公園のそばにある日本料理店に、久しぶりに家人と行きました。
雰囲気が良いし、料理が美味しかった。では、食べた順に寸評してみます。(読んでも面白くないです)
「嶺岡豆腐」 葛と牛乳で作った豆腐。その発祥には八代将軍吉宗が関与しているとか。知らなんだ。
「南京カステラ」 南京とはカボチャのこと。そういえば、もともとカステラはカボチャ色ですね。
「水雲酢」「鰹の酒盗吟醸和え」「蛸柔らか煮」「サーモン昆布巻」 酒が進むので「酒盗」ですか。
「海老カダイフ」「穴子寿司」「銀杏」 どれも旨し。とくにカダイフが香ばしくて美味でした。
「辛子蓮根」「一文字ぐるぐる」 後者は、熊本に来て初めて食べたとき「なんやの?」と思った。
「縞鯵」「帆立」「羽魚」 カジキマグロが「ハイ(ウ)オ」ですか。熊本の正月には欠かせないらしい。
「菊鹿鱒真薯」「松茸」 どちらも美味。松茸の香りに触れたのは何年ぶりかなぁ。
「銀鱈西京焼き」 この「西京」とは京都のこと。では「西の京」と言われた山口は「西西京」?
「丸十シナモン煮」「ゴーヤの赤味噌煮」 島津氏の家紋にちなんで「丸十」でサツマイモ。ゴーヤ美味し。
「茗荷酢漬」「和牛時雨煮」 さまざまな風味が口の中を通り過ぎるから「時雨」だという語源説に一票。
「海老芝煮」「丸茄子琉璃煮」「翡翠冬瓜」「粟麩」「小松菜お浸し」 まあ定番なので。
「馬肉の溶岩焼き」「季節のお野菜」 その溶岩焼きの器具が洒落てました。肉は固かった(焼きすぎ?)。
「鰻の有馬煮」「赤出汁」「香の物」 やはり最後の白ご飯がとても美味しくて、ホッとしますね(日本人)。
「マロンアイス」「季節の果物盛り合わせ」「お茶」 アイスがグー。でも、コーヒーも欲しかったなり。
前に来たとき見かけた庭の水鳥が、今日は居ませんでした。店の人に聞いたら、江津湖に帰って寝てるらしい。