「残暑」にしても暑すぎる

発熱外来は今日も、やたらに暑かったですね。駐車場に出ると、こっちも発熱しそうになります。

おまけに昼には隣のサンピアン駐車場に「飾り馬」が来て、ラッパや鉦の音が暑さを倍増させてくれました。

熊本はこのところ、ほぼ毎日、全国トップの最高気温じゃないですか。今日は37度。明日は38度予想です。

「残暑」にしても暑すぎるざんしょ。そんなことを言いながらやっております。

発熱外来受診者も検査希望者もコロナ陽性者も、すべて減ってきています。さすがにコロナ禍も終息なのか。

とは言え、コロナ陽性者はゼロでもないし、まだクリニックの感染防御体制を緩めるわけにはいきません。

この土日のコロナ陽性者はわずかに4人ですが、全員が自分がコロナだとは夢にも思っていなかった方でした。

年齢や基礎疾患等を考慮して、あえて検査をしたら陽性。熱は一過性で多くは微熱。全員咽頭発赤あり。

家族にも周囲にも、風邪引きはいてもコロナはいないという方々。その風邪の人がコロナだったのでしょう。

症状は軽く検査率も低いので、もはや新型コロナウイルスは、市中に広く薄く漂う「常在菌」と化しています。

このようなコロナ禍の現状を鑑みると、来月からのコロナワクチンの接種を推進する気力も薄れてきます。

外部には積極的に広報せず、当院かかりつけの希望者にのみ、ひっそり粛々と接種を行う方向でいきますかね。