立憲民主党の代表選挙が告示され、4人が立候補を届け出ました。と書きましたが、さほど興味はありません。
自民党総裁選挙の方が、まだ多少興味はあります。来週告示されますが、果たして何人立候補するでしょうか。
小泉進次郎氏も立候補を表明しました。その実力不足・経験不足はともかく、演説の歯切れ良さは健在ですね。
歯切れが良すぎて逆に信用ならない雰囲気も漂うのですが、しかし歯切れの悪い人よりはマシかもしれません。
私は政治的なテーマはあまり好きじゃないし得意でもないので、今日の話題はあまり掘り下げません。
あえて一般論として言うと、歯切れ良く物事を言い切る演説は、その力強さにうっかり飲み込まれがちです。
しかしその反対に、穏やかでネットリした語り口のしゃべりでは、その人を相対的に弱々しく感じさせます。
大衆を扇動するような演説は前者であり、扇動してない風を装いたければ後者のように語るべきでしょう。
いずれにしても、演説の上手下手ではなく、演説の中身や人物を正しく吟味することの方がよほど大事です。
とは言え、その人が総理大臣になった姿をイメージしたときに、しゃべりが下手クソな人はいやですけどね。
進次郎氏が選ばれるかどうか知りませんが、「怖いもの見たさ」的な変な期待が、私には少しだけあるんです。
ま、冗談はともかく、これ以上医療界を締めつけるようなことのない方が、次の総理になってほしいものです。