台風が来るのに飛行機に乗るのか

「台風がまた近づいています。このところ東日本に被害をもたらすものが多いですね。進路が気がかりです」

と書いたのは2日前。すみません。他人事だったんです。どうせ関東直撃だろうと、タカをくくってたのです。

ところが、何の力が働いたのか知りませんけど、気付けば「クマチョク」(熊本直撃)コースじゃないですか。

台風の進路はクマチョク後に東にカーブして、瀬戸内海を進んで関西を直撃し、さらに本州を縦断しそうです。

実は私、金曜日に大阪に行く用事があって、往復の飛行機はすでに予約済なのです。

その私の飛行予定ルートが、台風10号の予測進路に「完全に一致」してるじゃないですか。

ANAから、「ご搭乗予定の便は、台風により運航への影響が懸念されます」というメッセージが届きました。

このような場合は手数料無しで「払い戻し」できるのですが、私はまだ変更も解約もしていません。

その理由は、台風が急に東に進路を変える可能性に期待しているからです。あり得ると思うんですよ。

予定便の機材はプロペラ機なので、もしも欠航とならずに飛んだ場合、かなり揺れると思われます。

「大きく揺れましても飛行の安全には影響ございません」はずなので、安心して揺れを堪能できそうです。

それはともかく、懸念するのは、往路は飛んでも復路が飛ばず、大阪から戻って来られないという事態です。

新幹線も計画運休する可能性があり、最悪の場合、金曜は大阪泊となり、土曜日の診療に遅刻してしまいます。

なので<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4712.html" target="_blank" title="先日も書いたように">先日も書いたように</a>裏技として、復路の予定便の次の便を、さきほど重複予約したところです。

これは欠航便の振替が思い通りにいかず、路頭に迷うことを防ぐための「リスクヘッジ」です。

とはいえ、あまり褒められた手法とは言えませんので、ここに書くのをためらいましたが書きました。