「わさんたらんか」で「スリメキ」

和水町の「肥後民家村」にある、「わさんたらんか」という、スリランカ/メキシコ料理店に行きました。

店主はスリランカ出身のワサンタさん。「ワサンタ from スリランカ」を短縮して、わさんたらんか、ですか。

東京のメキシコ料理店で修行されたようで、スリランカ/メキシコ料理店なのです。

でも、タイ/ベトナム料理店、ていうのなら分かるけど、スリランカとメキシコですからね。

地球儀で見るとあっちとこっちなんですけど、その組み合わせが面白いというか、意外に違和感がないのです。

ひなびた場所に古民家風の家屋。店内は土間で客席は小学校の机とイス。不思議に和みます(和水町だけに)。

親しみのある店主が1人で調理するので、キャパが限られ、予約無しでは1時間ぐらい待たされます。

今日はいろんな料理を味わってやろうと思っていたら、「スリメキ」というメニューを見つけました。

スリメキって名前に独特の雰囲気を感じたのですが、じつは「スリランカ+メキシコ」を短縮した言葉でした。

スリランカ料理とメキシコ料理が合わせて10種類、盛合せになっている、オトクなワンプレートです。

スリランカ料理では「チキンカレー」と「テルダーラ」などが含まれていて、どれもアジア風味がありました。

「ラッシー」を飲み、「タンドリーチキン」は持ち帰りました。インド料理店のものとは少し違う味ですね。

メキシコ料理では、私がいちばん食べたかった「モーレ」が含まれていて、私の目的は十二分に叶いました。

ただし「タコス」の取扱いが無くて、「ケサディーヤ」も食べ損ねました。

国内外を問わず、どんな国や地域の料理でも、できれば現地でオリジナルを味わいたいですよね。

なので近年、各地に渡航してメジャーな現地料理を食べることが、私の最大のミッションなのです。