常任休日当番医兼発熱外来

3連休が終わりましたので、「発熱外来」(←まだやってる)の総括をしてみます。

連休中の受診者は、生活習慣病等の慢性疾患の方が3分の1、あとは発熱者を含む急性疾患の方です。

発熱外来受診者は122人。うちコロナの遺伝子検出検査は49人に行い、陽性者は34人、陽性率69%でした。

このように高い陽性率は、これまで何度も書いてきたように、検査が追いついていないことの証です。

同様の3連休だった今年の4月27〜29日では、コロナ遺伝子検出検査44人、陽性10人、陽性率23%でした。

現在の約7割の陽性率は、昨年7月の第9波に匹敵、いやもしかすると過去最大級の第7波にも迫る勢いです。

それどころか今回の第11波は、ここまで増えてもまだピークに到達していないように感じます。

ところで、「休日でもやってる発熱外来」として、日曜・祝日には県内一円から当院に受診者が集まります。

開院以来「日曜祝日診療」を続けてきた当院は、すでに「常任休日当番医」のように周知されているようです。

「休日当番医に断られたので診て欲しい」と当院受診を希望する方が、いつもかなりいます。

あろうことか、「発熱者は診られません」と明言した内科系当番医が、今日は複数あったようです。

コロナがまた増えているいま発熱者を診ないって、どういう了見なんですかね。感染対策でしょうか、自分の。