雨降りの臭い

蝉の声を先週ぐらいから耳にします。初日は独唱でしたが、いまや重唱どころかシャワー状の大合唱ですね。

そんな激しい蝉時雨を朝から聞いた日は、もう昼間の猛暑は避けられないと観念してしまいます。

しかもただ暑いだけではなく、ゲリラ豪雨に見舞われる危険があることも、すでに昨年経験済みですね。

空が急に暗くなって雷鳴が聞こえたかと思うと激しく降りだし、駐車場に出ているとずぶ濡れになります。

数日前の日中には、空は明るいままで弱い通り雨が降りました。ごく小規模の積乱雲ができたのでしょうか。

弱い雨で雨音がしなくても、換気のために開けている窓から独特の臭いが入って来たので雨に気付きました。

あの土臭い香りって、どういう成分(物質)でしたっけ。だいぶ前に誰かがテレビで言ってたような…

そういう、漠然としたことを調べるときは、グーグル先生よりもChatGPTに尋ねるのがいいですね。

「雨の降り始めの臭いは何?」と入力したら、丁寧に教えてくれました。「ペトリコール」ですか。

総称としてペトリコール。その中には、菌が発生した物質「ジオスミン」などの物質が含まれていると。ほう。

で、ペトリコールと聞くと思い出すのは、「ペトリ皿」ということになります。

その「ペトリ」をチャットグプトさん(=ChatGPT、チャンドラグプタじゃない)に尋ねると、人名だと。

あらためて「ペトリコール」を尋ねると、「先ほどのペトリ皿のペトリとは無関係」だと教えてくれました。

そういう風に、会話の最初からの流れを把握した上で回答してくれるのが、グプトさんのいいところ。

ただし、内容が本当に正しいのか、もっともらしいガセじゃないのか、そこは別問題(というか大問題)。