毎日の食事内容を記録中

「今夜は全員野球メニュー」

家人がそう宣言した日の夕食には、脇役の料理だけが集合することになります。主役不在ということです。

でもそんな日でも、大皿に盛られたブロッコリーだけは、真っ先に食卓に登場して幅を利かせます。

ブロッコリーは、いまも毎晩1株食べています。もう13年以上前から続く、私の特異的な食習慣です。

ただしこの習慣も、「今日は(値段が)高かった」という家人の通告とともに、簡単に中断します。

私の長年のこだわりや健康面の配慮よりも、わが家の経済性の方が優先されるわけです。

もともと味が好きで食べているわけでもないので、たまに中断してもさほどガッカリすることはありません。

毎日の食事内容を、私はいつも撮影しています。もちろんそれがインスタ映えするからではありません。

そもそも、映えるようなメニューではありません。ていうかそれ以前に、インスタやってません。

単に記録魔なのです。

私は幼少期から記録するのが好きでした。3,4歳の頃から、小さなノートにいつも何かを書き込んでいました。

小学校時代、寝台列車で家族旅行をした時には、駅に停まるたびに駅名と時刻を夜通し記録し続けていました。

いまでも飛行機に乗ると、機窓から見える島や川を撮影し、それが何であるかを調べて記録したりします。

後に何かに利用しようという予定はありません。私の場合、記録することでとりあえず満足してしまいます。

あるいは、記録すること自体が目的なのか。毎晩撮影している食事も、あとで見返すことなど多分ないのです。