自宅のガレージの電動シャッターが突然、故障して動かなくなりました。
リモコンを押しても、ウンともスンとも反応しません。業者を呼んで調べてもらうと、基盤の不具合だと。
部品を取り寄せて修理できるまで、しばらくは手動で開閉してください、ということになりました。
ところが手動開閉モードに切り替えると、これがひどく重労働なのです。
電動メカとの摩擦の関係か、防犯のためか、はたまた老朽化か、とにかくシャッターが重い。やたらに重い。
シャッターには引っかかりがなくて、開け始めだけは指先に力を入れてこじ開けなければなりません。
この作業が指と腰にこたえます。そしてそれを3日続けた夜、寝ていると突然、右手の指に激痛が走りました。
翌朝見てみると、人差し指の第1関節が腫れて変形しています。曲げようとすると声が出るぐらいに痛い。
関節リウマチではなさそうです。あれは通常第2関節に、しかもたいてい左右両方に来ますからね。
私の指の腫れをよく見ると、第1関節の両側がボコッと膨らんで、節くれ立っています。
むむ、どこかで見たような。調べてみたら、私の指とそっくりの写真がたくさん見つかりました。
その名は「ヘバーデン結節」。シャッター操作は単に発症のきっかけであり、それが原因ではないのでしょう。
とりあえずテーピングして局所安静を保ったら、かなり痛みは軽減しましたが、さて、治るのか。
かつて「ドケルバン氏病」を完治させたときのように、今回もまた、ケナコルト注射の出番かもしれません。