「定額減税」開始

当院の職員の給与や私の報酬は、私が毎月タイムカード等の情報を専用ソフトに入力して、計算しています。

驚いたことに、今回は所得税の欄に「減税前」と「減税額」の項目が加わっていました。

そうか、「定額減税」は今月分給与(来月支給)ではなく、今月支給分の給与から適用されるんでしたね。

そして今月中に減税しきれなかった場合は、来月も、再来月も、合計3万円に達するまで減税が続きます。

さらに年内に3万円に到達できないとなれば、残りは「調整給付」されることになります。

じゃあ最初から全員に全額給付すりゃいいじゃん、というありきたりのツッコミは控えておきます。

とりあえず給料の手取り額が増えるので、悪い気はしませんね。見かけ上は昇給した感じ(錯覚)になります。

まんまと岸田政権の小手先政策の術中にはまった私は、ちょっと浮かれた気持ちになってしまいました。

こうなりゃ将来の増税や社会保障費の負担増などはいったん忘れて、いまは昇給(錯覚)を謳歌しましょうか。

所得が多くて減税の対象にはならないであろう方も、事務処理の都合上、いったん減税処置が行われます。

そのかわり年末調整等でガッツリ納税させられるのでしょう。税務署は仕事がキッチリしてますから。

そういえば最近、結構な額の法人税が税務署から還付されました。

中間納付で払いすぎていただけの話ですが、何にしても、突然もらえるお金は嬉しいものですね(錯覚)。

学生の時、広辞苑の頁の間から、挟んだことをすっかり忘れていた1万円札を見つけた時の喜びに似ています。