「マイナ保険証」から「スマホ保険証」へ

「マイナ保険証」のスマホ搭載が、最近の話題です。運転免許証だって、やがてスマホになるんでしょう?

飛行機はすでに、チェックインや保安検査から搭乗まで、原則としてすべてスマホになっちゃいましたからね。

保険証もスマホが便利でいいと私も思いますが、その移行期の運用や制度設計が下手クソなのが日本政府です。

どうせなら、マイナカードの全機能をスマホに搭載してくれてもいいですよ。持ち歩くモノは減らしたいので。

現実にはさまざまな障壁があるにしても、数十年後にはICカードなんてなくなりそうな気がします。

でもスマホさえ、どうなるかわかりませんよね。誰もが、体にICチップを埋め込む時代が来るかもしれないし。

そんな未来の話はともかく、現実問題としては、「スマホ保険証」の読み取りをどうするのか気になります。

医療機関の受付に、「NFCリーダー」を置くとして、その費用負担はどうなるんでしょう。

マイナ保険証と同じで、国からの補助はリーダー本体だけ。維持費・通信費はまた医療機関持ちですかね。

そうなると、次の段階で実現してほしいのは、医療機関用の「リーダーアプリ」でしょうか。

アプリを搭載したスマホを、患者さんのスマホと突き合わせて、保険証情報を読み取ることができるといい。

往診の時とか、駐車場や隔離室での保険証確認が可能になれば、すっごく助かるんですけど。