TBSのドラマ『不適切にもほどがある!』が絶好調ですね。
不適切にもほどがある言動を、ドラマだからと笑って済ませることが適切なのかは、とりあえず考えない。
今日は「不適切言動」よりも「昔話」に軸足が移ってきてましたが、まあそれはそれでいいんですけど。
それに加えてタイムスリップ話は、まともに考えると矛盾も多いので、まともに考えないことです。
令和の世になっても現実に、教育者から政治家から大企業のトップまで、いまだに不適切な人間が多いですね。
そういう昭和のオヤジにはおそらく、不適切の意識すら無い可能性もあって、その方がむしろ厄介です。
「あいさつとスカートは短い方がいい」と、去年どこかの市長が発言して叩かれたことがありました。
「あいさつとスカートは適度な長さがいい」と言い換えたとしても、どうしてスカートなのかと叩かれますね。
「あいさつとスカートとズボンもステテコも適度な長さがいい」となると、衣類にこだわる理由がわからない。
「あいさつその他万物は適度な長さがいい」と広げれば、まあ哲学的というか意味不明。
「あいさつは短い方がいい」だけで良いのに、つい要らぬ文言を付け加えて失敗するわけです。
「スカート」を付けた市長も、ウケ狙いの軽いリップサービスのつもりだったのでしょう。
ですが、公の場でそんな言葉を自然に口にしてしまう性格(体質)自体が、いまどき問題なのです。
さ〜て来週は、「女房と畳は新しい方がいい」の巻。お楽しみに。