明日は「主賓」です

明日は、当院スタッフの結婚式・披露宴に参列します。

この数年、新郎または新婦の父としての参列が続きましたが、今回は久しぶりに「主賓」という立場です。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-15.html" target="_blank" title="前回">前回</a>主賓として招かれたのは、もう14年近く前のことでした。さて、衣装をどうしようかという話。

父親としての服装は、いつも「正礼装」であるモーニングでした。もちろん、すべてホテルの貸衣装です。

一方で今回は「自前」の衣装です。その分、間違いがあってはならず、かえって緊張します。

主賓は「準礼装」がマナーとされますが、「ディレクターズスーツ」ではなく「ダークスーツ」にしました。

ディレクターズスーツほどやり過ぎず、その代わりダークスーツには「小物」で工夫しようという考えです。

メインの「ダークスーツ」は、さいわい手持ちのものがピッタリサイズでした。良かった。

シャツは、タキシードにも使う「ウイングカラー」の「ダブルカフス」にしました。これも手持ちがあります。

しかし気の利いたネクタイがないので、この際「バロックタイ」を購入しました。幅広の短いヤツです。

となると、「ベスト」が無ければちんちくりんになってしまうので、新規購入。

ついでに、ポケットチーフとハンカチと靴下と靴まで新調しました。

夕方には髪をカットし、髭(くちひげ)・鬚(あごひげ)・髯(ほおひげ)と眉毛の手入れもしました。

ついでに言うなら、耳毛と鼻毛もカットしました。

さて、準備万端です。あ、そうそう。スピーチ考えなくっちゃ。

マイナ保険証利用率は、公務員でも低迷

国家公務員のマイナ保険証利用率が、国民全体の利用率とほぼ同じ4%台とは、なかなか衝撃的ですね。

つまり公務員も本心では一般国民と同様に、マイナ保険証に乗り気じゃ無いということですよ。

にしても、厚労省職員ですら4.88%という低値だといいます。こんなことで国民に示しが付くんですかね。

じゃあこうしませんか。

従来の保険証の廃止は、厚労省職員のマイナ保険証利用率が100%になってから、というのでどうですか。

いくらなんでも100%は無理だというなら、なぜ無理だと思うのか、厚労省はそれを自問すべきでしょう。

政府がゴールを決めてしまったものだから、国民のみならず公務員も追いついていないのが現状です。

歴代の首相らはいつも、勢いで期限を切りがちです。そして、素直に前言を翻す度量がありません。

あるいは東京五輪延期とか消費増税延期みたいに、ギリギリになって方針を変更して混乱を招くのです。

もともと保険証廃止は、政府にとってはマイナンバーカードの発行を促すための「方便」にすぎませんでした。

ならばもう保険証廃止は延期してもいいでしょう。国の目論見通り、マイナカード自体は普及したのですから。

長期的にはマイナ保険証に向かうべきことに異論はありません。ただ、その移行が拙速すぎるのです。

メール冒頭の挨拶文が嫌い

「このたび貴院のお取組みを拝見し、大変興味をもったため、ご連絡させていただきました」

そのように記載されたメールが、先日ある出版社から届きました。

提案の趣旨はともかく、私はメールの文言が気に入らない。その冒頭は、次の記述で始まっていました。

「平素より大変お世話になっております。○○社の○○と申します」

私はその出版社には何もお世話した覚えはありません。なのに「平素より大変お世話になっております」だと。

単なる挨拶言葉なのでしょうけど、事実に反する内容の文章を平気で書いてくるとは、どういう神経なのか。

そのような挨拶文を目にすると、かえって不愉快な気分になるのは私だけでしょうか。

ところが、NHK放送文化研究所が昨年行った「日本語のゆれに関する調査」では、

それほどお世話になっていない人に対して,メールの冒頭で「お世話になっております」と書くことに対し、

「おかしなことだと思う」26.9%、「おかしなことだと思わない」69.2%

つまり、形骸化した挨拶言葉を容認する人が大多数なんですね。単なる枕詞程度の位置づけなのでしょう。

私のように、いきなり本文からメールを書くような人間は、失礼なヤツと思われるのでしょうか。

でもビジネスメールは、グダグダ挨拶を書き連ねるより、用件をスパッと書いた方が良いと私は思っています。

なので最近は、最小限の文言だけを伝えたいメールの場合、件名にその文言を書いて済ませたりしています。

間違ってますかね。

昨夜降り積もった雪は跡形もなし

東京は雪景色、ではありませんでした。少なくとも羽田空港に積もったはずの雪の痕跡はなく、雨模様でした。

今日は朝から上京する「用事」があったので、東日本の降雪情報はずっと気になっていました。

ANAからは2日前に、羽田・成田発着便の振替・払い戻しの連絡メールが届いていました。

欠航や遅延がなくても、一定の日時の発着便はすべて、手数料無料で振替や解約が可能だということです。

ですが私の場合、いつものようにガチガチに予定を詰めていたので、振替は不可能でした。

今朝の搭乗便は、よく利用する8時20分出発のANA642便。昨年は3回、今年もすでに2回目の搭乗です。

この便は最近、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4339.html" target="_blank" title="B787-8(国際線仕様、通称78M)">B787-8(国際線仕様、通称78M)</a>で運航しています。国内線では私が一番好きな機材です。

前の晩に羽田から到着したANA649便の78Mが、そのまま熊本空港に泊まり、翌朝の642便となります。

なので昨夜の649便が、羽田を除雪後に59分遅れで出発できた時点で、今朝の642便も保証されたわけです。

ただし最悪なのは、夜中からひどく積雪して羽田が使えなくなるリスクですが、幸いそれはありませんでした。

航空会社は積雪を予想して何便か欠航しましたが、結局それほどでもなかったという、よくある顛末です。

今回のような荒天の場合、JALは諦めが早くすぐ欠航する一方、ANAはギリギリまで粘る傾向があります。

なのでJALはしばしば、「早々と欠航を決めたけど、実際には飛べたじゃん」という批判を浴びます。

逆にANAは、期待させておきながら土壇場で欠航して利用者を困らせることがあり、これはこれで問題です。

危機管理としては、JALの方が正解なんでしょうね。でもANAのチャレンジ精神も、私は嫌いじゃない。

褒めながら苦言を呈す

「子どもは叱らず、褒めて伸ばそう」なんて言ったりします。

これを受け手の側から言えば、「叱られても気にせず、褒められて伸びよう」という姿勢でよいのでしょうね。

ネットのクチコミを(たまに)見ると、当院への厳しいクレームもあれば、優しい褒め言葉もあります。

私はいつも、「苦情は気にせず、嬉しい投稿だけを真に受ける」スタンスです。勝手な解釈ですみません。

苦情というのはたいてい、何かのキッカケでイヤな目に遭った方が、その怒りの勢いで書いています。

舌鋒鋭いというよりも険悪で、書き間違いや「てにをは」も気にしないぐらいに書き殴っていたりします。

もちろん、当院の「何か」問題点を浮き彫りにする材料にはなり得るので、無視せずありがたく拝聴します。

ただし私は、一方的で感情的な匿名のクレームには、原則として表立っては反応しない方針です。

反対に、褒め言葉をわざわざ投稿してくれる方には、当院への愛情を感じます。なのでとても嬉しいものです。

ですがそういう方が、「でもこの1点はちょっと・・・」と書き加えていたら、それはとても大事な意見です。

基本的に褒めているスタンスの方が最後に添えたひと言は、単なる苦情ではない親身の苦言だと感じます。

これはクチコミに限らず、誰かに何かを口頭で意見する場合でも同じですね。

とりあえず「大河」なので観る

『光る君へ』の視聴率が低迷しているそうですが、そんなことは構いません。私が面白ければそれでいいので。

NHK大河ドラマとしては、高視聴率を狙いにくい時代や題材を敢えて選んだわけで、これは一種の挑戦です。

定番の戦国時代や幕末を描いた大河とは、興味をもって観てくれる対象が異なることなど想定内でしょう。

私を含めた大河ファンは、とりあえず大河なので観る、というのが基本姿勢です。自分で観てから評価します。

観ているうちに、これは案外むしろ逆に面白いかも、と感じ始めたりもするわけです(例外もある)。

なんならこの時代を少し勉強してみようかと、何か本でも買ってみたりもするわけです(例外もある)。

攻める脚本と登場キャラの力で話題になっていることは間違いなく、今後人気が沸騰するかもしれません。

この時代の正確な「史実」が少ない分、ストーリー展開はほぼ自由自在。いくらでも面白くできるはずです。

日本でも中国でもどこでも、古い時代に庶民の人権など無く、残虐な出来事が日常的に起きていました。

一方で、為政者や貴族などは雅な生活を送りつつ、その裏で権力争いに明け暮れるわけです。

大河ドラマはいつも、人口比率で言えばごく一部の支配階級の目線で描かれますが、それはしょうがない。

だからこそ時代の大きな流れを描くこともできるわけで、それが「大河」たる所以です。

この1年間は、「平安時代」の大河にどっぶり浸かりましょう。

「バッハ」の肖像画

「バッハ」の肖像画のポスターを買いました。「ヨハン・セバスチャン・バッハ」です。「大バッハ」です。

「BACH」は「小川」の意味のドイツ語と同綴りなので、バッハは日本で言うと小川さんと言えなくもない。

なので大バッハは「大小川さん」ということになりますか。「大川さん」ではない。

ポスターはA3サイズなので、その意味では「大バッハの小ポスター」です。バッハは中肉中背です。

書斎の正面の壁に設置してみると、俄然、音楽室っぽくなりますね。そしてバッハと、目が合うんです。

ぐるっと書斎を眺めると、バッハのオルゴールが目に付きます(それ以外の雑多な物品に目を留めなければ)。

DVDやCDやLD(レーザーディスク)を無数に所蔵していますが、たぶん2割以上がバッハの曲です。

バッハのCD全集も2セットあります。これはもう何年も手に取ることすらなく、書棚の肥やしですね。

かつて「バッハデータベース」を作り、各曲のCDリストや演奏会での視聴歴などをデータ化していました。

そのCDをすべてパソコンのハードディスクに取り込むプロジェクトも、始めたことがあります(すぐ中止)。

すべての曲の「イントロ」だけ切り出して、データベースに貼り付ける計画もありました(計画倒れ)。

そんなオタクな作業をやめたのは、音楽を聴きたけりゃ配信ですぐ聴けるようになったからです。

ていうかそもそも、音楽をゆっくり聴くこと自体が減りましたね。

そう言えば話は変わりますが、「マイバッハ」という高級車を、最近クリニックの近所でたまに見かけます。

貫禄があって、良いですね。所有者は、小川麻衣さんかもしれません(たぶん違う)。

子どもにキレたら負け

園児に平手打ちをしたとして暴行の罪に問われていた幼稚園の元教頭に、有罪判決が言い渡されました。

被告(元教頭)のしたことは、弁護側によると次の様だと報じられています。

・女児2人をひっかいた男児に近づき、「お友達にごめんなさいと言いなさい」と言った

・男児が暴言を続け唾をはきかけようと頰を膨らませたため、男児の両頰を両手で挟んだ(挟もうとした)

・股関節の手術をしており上手く地面に膝をつけず前のめりになり、左右の手に時間差ができた

真相はわかりません。元教頭には同情の余地があるかもしれませんが、暴行は言語道断です。

たとえ元教頭の言い分が正しくても、その行為が暴行に見えた可能性があり、疑われた時点でアウトです。

防犯ビデオの映像があるのなら客観的な評価もできるでしょうけど、そうでなければ目撃証言がすべてです。

男児が頬を膨らませた時点で、元教頭はとりあえず逃げるべきでした。それが危機管理上の最善策でしょう。

言うことをきかない子どもなど、いくらでもいます。いかに冷静に対処できるかが、プロの腕の見せ所です。

難しいケースには複数のスタッフで対応した方が良さそうですね、後で不本意な証言をされないためにも。

微妙な問題に備えるなら園内監視カメラの設置が有効ですが、それはそれで保護者から苦情が出そうです。

490円で懲戒免職

コンビニのコーヒー代を合計490円ちょろまかしたばっかりに、退職金2千万円超をフイにした中学校長の件。

レギュラーサイズ(110円)のカップでラージサイズ(180円)のコーヒーを注いだという「非行」が問題だと。

犯罪だと分かっていて7回繰り返したことや、「教育公務員」ということもあり、思い罰になりました。

「10倍返し」としても4,900円ぐらいの罰金でいいじゃん、と言いたくもなりますが、甘いですかね。

教職員の懲戒免職といえば、給食代横領とかトイレ盗撮とか、そんなレベルの犯罪が対象かと思っていました。

今回の校長は起訴猶予になっている訳だし、もうちょっと温情ある沙汰はなかったんですかね。

規定以上の量のコーヒーを入れる操作が容易すぎるしバレにくいことが、魔が差す誘因になってませんか。

それに、コーヒーのコストのほとんどが人件費や輸送費等であって、量による差はほとんど無いとも聞きます。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1774.html" target="_blank" title="『スタバではグランデを買え!』">『スタバではグランデを買え!』</a>(吉本佳生著)にそう書いてあったので、コンビニも同様でしょう。

それを知ってる校長が、自分の行為は店への実害なしと、勝手な解釈をしたのかもしれません(知らんけど)。

まあ、ルールはルールですが、今回の案件が民間の会社員だったら、懲戒解雇にまで至ったでしょうか。

教職員であることを理由に、教育的観点から重く罰せられたとしたら、不公平な気もします。

それならば、立法府に身を置く者が法律に違反した場合も、厳罰に処されるべきでしょう。

この際、490円以上の不正経理や脱税、裏金作りがあったら、議員辞職でどうですか。