褒めながら苦言を呈す

「子どもは叱らず、褒めて伸ばそう」なんて言ったりします。

これを受け手の側から言えば、「叱られても気にせず、褒められて伸びよう」という姿勢でよいのでしょうね。

ネットのクチコミを(たまに)見ると、当院への厳しいクレームもあれば、優しい褒め言葉もあります。

私はいつも、「苦情は気にせず、嬉しい投稿だけを真に受ける」スタンスです。勝手な解釈ですみません。

苦情というのはたいてい、何かのキッカケでイヤな目に遭った方が、その怒りの勢いで書いています。

舌鋒鋭いというよりも険悪で、書き間違いや「てにをは」も気にしないぐらいに書き殴っていたりします。

もちろん、当院の「何か」問題点を浮き彫りにする材料にはなり得るので、無視せずありがたく拝聴します。

ただし私は、一方的で感情的な匿名のクレームには、原則として表立っては反応しない方針です。

反対に、褒め言葉をわざわざ投稿してくれる方には、当院への愛情を感じます。なのでとても嬉しいものです。

ですがそういう方が、「でもこの1点はちょっと・・・」と書き加えていたら、それはとても大事な意見です。

基本的に褒めているスタンスの方が最後に添えたひと言は、単なる苦情ではない親身の苦言だと感じます。

これはクチコミに限らず、誰かに何かを口頭で意見する場合でも同じですね。