「ちなみになんですけど、解熱剤っていただけますか」
このような言い方をする患者さんが多くて、そこまで回りくどく控えめに尋ねなくてもいいのにと思います。
最近の方は、「ちなみに」を「ついでに」程度の意味で使ってるんでしょうかね。意味は通じますけど。
「閑話休題」という表現も、たまに誤用を目にしますが、そう言う私も学生の頃までは勘違いしていました。
「難しい話はさておき、ちょっと息抜きしましょう」みたいな意味かと思っていました。
正しくは、本筋からはずれていたムダ話(=閑話)をやめるときに使う「余談はさておき」の意味ですよね。
「いかんわ!(い『閑話』!)『休』憩はこれまでにして本『題』に戻ろう!」的な。
その意味でいうと、私のブログには、3行ごとに『閑話休題』と書かなければなりません。
しかも閑話に続く閑話、かんわかんわで青田赤道ですか。(それは、ちょんわちょんわ←古い)
それどころか、本題と言える内容が何もない「オール閑話」の回もあるかもしれません。今回もたぶん、そう。
しかし『閑話』の意味を辞書で引くと、(1)心静かに話すこと、(2)むだばなし、とあります。
まさに当ブログはいつもだいたいそんな感じで、毒にも薬にもならないむだ話を、心静かに書いております。