いつかは「3分(サンフン)クッキング」になるのか

PCR検査等、コロナの「遺伝子検出検査」をした場合、レセプトにはその詳細を記載しなければなりません。

(1)検査が必要と判断した医学的根拠:簡潔な文章で記載する

(2)検査結果:陽性か陰性か

(3)検査の実施日時:何日の何時何分か

たとえば今日の12時23分に行った陽性例では、次の様に記載をします。

(1)発熱等COVID-19を疑う症状があり、検査を行った。

(2)陽性

(3)101223

まったくムダな作業ですが、レセプトの提出を受けた審査機関は、これをどうやって審査するのでしょう。

現状私は(1)はほぼ全症例で同じ文言で提出していますが、何の問題も起きていません。

陽性か陰性かは間違えないように記載しています。でも(3)の時刻は間違えても検証しようがないはずです。

それなのに律儀にも当院では、(3)の日時分を何度も確認するという、少々ムダに思える作業をしています。

このデータ必要なのかと、先日支払基金に電話で尋ねてみましたが、記載をしてくださいとの一点張りでした。

現状では、検査の際に時刻を看護スタッフが宣言し、それを聞いた私が記録し、事務員が後に検証しています。

たとえばスタッフが「12時23分(フン)です」と言うと、私が「12時23分(プン)ね」と復唱したりします。

最近の若い方は、「3フン」とか「4フン」のように「半濁音化」しないことが多くて、少し違和感があります。

私は敢えてそれを「3プン」とか「4プン」などと半濁音化して復唱する毎日です。