「バウ・リニューアル( Vow Renewal )」という欧米の文化があります。
結婚している夫婦が、結婚記念日や家族記念日などに改めてお互いへの愛を誓い合うという儀式だそうです。
今日は家人の還暦、兼結婚35周年記念ということで、記念の船上クルーズディナーを予約しました。
食事はもちろん、船長の特別なもてなしとか、担当船員(ウィル・スミス似)の面白い対応も楽しめました。
米国人が日本人と違うのは、相手の気持ちを考えて行動する国民性だと、今回の旅で改めて思いました。
日本人は、思いやり気配りの国民だといいますが、シャイなのでそれが徹底していない面があります。
一方で米国人は、他人への配慮、とくに女性や弱者に対しては、とても徹底した親切な態度で対応します。
たとえばドアは必ず女性のために開けるし、私が写真撮影をしている時にその前を絶対に横切りません。
日本人は、出過ぎたこと・やり過ぎたことはしません。偽善的に映ることを嫌い、謙虚で控えめです。
一方で米国人は、控えめという配慮が無く、他人から見て善いことは、むしろあからさまに行う国民性です。
そういった点で、日本人はまだ、欧米人に見習うべき点は多いと思いました。