「デザ禁」で辻褄を合わせる戦略

昨日から私は「デザート禁止」中です。いわゆる「デザ禁」です。

毎晩、食後に饅頭やアイスクリームやケーキや菓子パンなど、甘い物を複数個食べるのが、私の日常です。

1日1食(夕食のみ)で、しかも基本的には米飯を食べないので、炭水化物をデザートで摂取しているのです。

という言い訳をしながら食べているわけですが、そもそも甘い物が好きなのです。

しかしこのたび、昨日から1週間ほど、デザ禁+ビール1日1本のみという厳しい制限を自分に課しています。

というのも実は、1週間後に暴飲暴食をする危険性(あるいは可能性、ていうか予定)があるからです。

あらかじめ糖質制限をしておくことで、トータルとしての糖質摂取量のバランスを取ろうという戦略なのです。

後に楽しみが待ち受けているのであれば、1週間程度の節制など楽勝。むしろワクワクしますよね。

日頃の診療でも、間食がなかなか止められない人に食事指導をすることがありますが、その考え方は同じです。

間食を我慢して、その分をたんまり、夕食後に食べましょう。楽しみは後にとっておきましょうよ。

飲み会の前日は、晩酌を控えるよう提案しています。飲酒量が減るし飲み会が楽しみにもなる。一石二鳥です。

日頃の3倍飲む予定なら、2日前から断酒するのが良いでしょう。これでアルコール摂取量の辻褄が合います。

いわゆる「休肝日」は、文字通りの意味ではなく、飲酒量を減らすための「方便」だと思えばよいでしょう。