着いてすぐに戻る航空旅行を「タッチ」といいます

旅行の楽しみ方は人それぞれ。他人にはとやかく言いません。

でも逆に私自身は、人からとやかく言われのは嫌いじゃない。なのでいつでも、いじってください。

航空旅行の楽しみの段階を時間順に整理すると、(1)計画(2)往路(3)旅先(4)復路、です。

これを私の好きな順番に言うなら、往路>復路>計画>旅先、です。飛ぶこと自体が好きだからです。

長期休暇が取れないなど制約がある場合は、旅先滞在を省いてトンボ返りしますが、それでも楽しいのです。

それどころか、日常的に旅行を構想(妄想)して楽しんでいます。計画段階だけで終わることも多いのです。

一部の航空旅行マニアは、時間の制約とは無関係に最初から、旅先での観光等の滞在を省く旅程を組みます。

このような、行ってすぐ戻る旅程を、「プロ搭乗者」のパラダイス山元氏が「タッチ」と名付けました。

タッチにも程度があって、原理主義的には、乗っていった機材に再び搭乗して折り返すことを指します。

国内線だと到着機材の折り返し便が出発するまでが40分程度、国際線の場合は3,4時間ぐらいです。

機材は違うけれど、到着した空港からは一歩も出ないまま復路便に乗って帰るのも、狭義のタッチと考えます。

あるいは、いちど空港外に出て目的を絞って観光してすぐ空港に戻るのも、広義にはタッチと言えるでしょう。

もちろん、こんなアホな旅程は1人旅の場合に限りますが、たまに「同好の士」に遭遇します。

同じ機材で折り返したら、さっき見かけたオッサンもまた乗ってる!、ていう場面。互いに恥ずかしいですね。