孫たちからの質問責めもまた楽しい

孫たち第一弾が、帰省して来ました。

熊本空港に16時55分着の予定なので、早めてに家を出発し、16時過ぎに空港の駐車場に着きました。

ターミナルにいちばん近い立体駐車場はしかし、ほぼ満車でした。グルグル回って3階に空きを見つけました。

出迎え客のために30分までは無料の駐車場なのですが、さすがに早く着きすぎました。

駐車券を見ると入庫時刻は14時10分。ここはいったん14時35分に駐車場を出ました。

それから空港駐車場の外周を一回りして、また駐車場に戻ってくると、あろうことか満車の表示。マジですか。

入口に警備員の方がいて、満車なので第2・第3駐車場に行ってくれと言います。

そことなんとか頼み込んで、駐車場に入れてもらいました。空きスペースが1つだけありました。

さて、横浜から来た孫たち2人(とその両親)を車に乗せて自宅に帰ると、楽しいひとときが始まりました。

質問責めの年頃なんでしょうか、5歳の孫は意味不明な質問を、引っ切りなしに投げかけてきます。

答えきれずにいる私に孫は、答を聞きたいかと問い、聞きたいと答えると、聞きたい人は踊ってくださいだと。

それでクネクネ踊って見せると、次の質問。それが第3弾らしい。全部で第100弾まであるそうです。

大掃除からのポチ袋6つ

書斎の片付け&大掃除に着手しました。3日前に予告した通りです。有言実行なのです。

先日の院長室の片付けで得たノウハウ、「とりあえず、物を別室に持って行く作戦」が、なかなか有効です。

今回「別室」というのは、2階の寝室のことです。なので1階と2階を何往復もして、良い運動になりました。

懐かしい物が発掘されれば懐かしんだりしながらも、思いのほか整頓が進み、ついに床が見えてきました。

明日の午前中まで片付けを続けます。帰省してきた孫たちを、書斎に入れることができるようにするのが目標。

片付けていると収納用品を買う必要を感じるもので、近所の無印、からのハンズマンとデサキを回りました。

が、結局買って帰ったのは「ポチ袋」6つ。孫たち6人が来るので、もうそれが楽しみで仕方がありません。

私が子どもの頃、年末年始はたいてい、母の実家(山口県岩国市の錦帯橋の近く)に帰省していました。

実家は豆腐屋を営んでいたので、大晦日まで大忙しで、私は邪魔にならない程度にウロチョロしていました。

ときには従兄弟たちと一緒に、早朝からサイドカー(自転車)で豆腐を配達したりと手伝ってもいました。

帰省の楽しみは、その従兄弟たちに会えることでした、祖父母や叔父・叔母たちに会うことよりも。

従兄弟って、年齢に幅があるせいか学校の友達とは遊び方が違うし、独特の親しみを感じますよね。

私はシャイだったので、再会直後はしばらくモジモジしていましたが、すぐに馴染めました。さすが血縁です。

わが家が、孫たち(つまり従兄弟どうし)の再会と交流の場としての、楽しい帰省先になればと願っています。

年末の休みに突入しましたが、残務整理中

帰省ラッシュの様子が報じられていますが、空港は年末年始を海外で過ごす予定の人たちでも混雑しています。

いいと思いますよ。毎年ハワイなんでしょ。年賀状の習慣などとっくに止めてるんでしょうね、きっと。

そういう私も、今日から1月3日まで6日間のお休みです。先日も6連休したばかりで、申し訳ありません。

もっとも今日は、年内に片付けておかなければならないデスクワーク(残務)に、ほぼ1日費やしました。

近年当院は、年末年始は6連休と決めています。いったんそのようにしたら、休みを減らすことができません。

ですが開院当初は、3日間を超えて休むことができませんでした。当時の私はそのような体質だったのです。

勤務医時代にはずっと、日曜祝日や盆暮れや大型連休などに、ほとんど休んだことがなかったからです。

お隣のサンピアンなどの従業員の方は、年末年始にあまり休めなくて大変だという話をつい最近も聞きました。

他のデパートやコンビニも同様でしょう。店員の皆様、お疲れ様です。ありがとうございます。

私が子どもの頃、正月三が日はどの店も閉まっていました。スーパーもデパートもすべて閉店していました。

コンビニなんてありません。Amazonや楽天みたいな通販もありません。ていうかネットもスマホもない。

初売りは全国的に1月4日と決まっていました。なので三が日は、おせちと餅とミカンを食べ続けていました。

ある年からそこにククレカレーも加わり、店舗の開店日が徐々に早まり、ついに元日初売りとなったわけです。

誰かが初売り日を早めて住民から好評となれば、他の店も追随し、ついに皆が休み無しになるのが道理です。

住民は便利でしょうけど、店の従業員もそれぞれ家庭のある地域の住民なんですよね。本当にご苦労様です。

パスワードって、結局どうやって管理してます?

ネットバンキングの画面に、次のような警告文が出ていました。

■口座情報やパスワード等を下記のように保存したり送信する行為は絶対にお止めください!

<1> スマートフォンのメモ帳アプリやパソコンのエクセルファイルなどに入力して保存する。

<2> 自分宛に電子メール等で送信してメールを保存する。

デバイスやネット上にも保存するなと言いますが、ならば当然、手帳や付箋に書くなど論外でしょう。

では結局、どのように管理すれば良いのでしょう。全部覚えるなんて、不可能ですから。

生体認証を信じてスマホに保存するのが現実解だと思うのですが、それではダメなんですかね。

ならばスマホの、通常のメモアプリではなくどこか秘密の奥深い場所に保管する。で、その場所を忘れる。

以前、会員ID等の下4桁を逆順にして、その合間に特定の文字列を入れ込む、なんてことを私はしていました。

ですがそれも90年代頃の話。いまは別の管理法にしています。(詳細はひみつ)

では、こんなのどうでしょう。

書棚にある特定の本の、「XページのY行目の最初の名詞(ローマ字表記)+次の名詞の文字数(数字)」とか。

スマホには、XとYだけ書き留めておけばよいわけです。で、その本がどれだか忘れる。

片付けは不得意だけど片付いた状態は好き

年末恒例の、院内大掃除の日でした。

午前中は通常通りの診療(発熱外来も含む)を行い、午後から夕方まで、スタッフ全員で掃除をしました。

それと並行して清掃業者の方に入ってもらって、院内全体のWAXがけも行いました。

開院当初の数年間は、年末の休診日を丸1日使って、スタッフ総出で朝から夕方まで掃除をしていました。

しかし、この時期は自宅の掃除や年末準備で大変だし、働き方改革的にも休診日を潰すことは問題でした。

ということで近年は、診療日を半ドン(半日休診)にして、清掃に充てることにしたわけです。

その分、今日は診療人数を減らすことになり、受診希望の方にはご迷惑をおかけしました。

慢性疾患の方と発熱外来と予防接種を午前中に詰め込みましたが、発熱者はまだまだ多いですね。

今年の大掃除で例年と大違いなのは、院長室に限っては、完璧に片付いているので掃除が不要だったことです。

先日の、壁紙とカーペットの張り替え工事以来、院長室は素晴らしく整頓された状態を保っているのです。

なんなら壁にはオブジェもいくつか設置して、来客の度肝を抜いてやろうかという勢いです。

これまで何度も言ってきたように、私は断捨離や片付けが不得手ですが、良く片付いた状態は大好きです。

こんなにスッキリするのなら、今度こそ自宅の書斎の片付けに着手してみようかと、無謀なことを計画中です。

ハンドルはとても大事

代車生活が続いています。愛車のエアコンの修理は、部品の取り寄せに時間がかかっているようです。

さすがに代車のエアコンは快適ですが、同じ車種なのに細部が微妙に違い、あと一歩の違和感が続きます。

とくに気に入らないのが、ハンドル表面の材質。その感触です。じっと握り続けたくない手触りなのです。

おまけに代車にはステアリングヒーターが付いていないので、朝はハンドルが冷たくて余計に不満です。

家人に、何か手袋をくれと頼んだら、これでもして行けと軍手をくれました。しかも黄色の。

私は運転中に、たいていハンドルの真横のちょっと上ら辺を握っています。9時14分あたりでしょうか。

この位置が運転しやくて好きなのです。これが8時20分では、とても急ハンドルが切れそうにはありません。

なので私が理想とするのは、航空機の操縦桿のような、横長の長方形に近い形状のハンドルですね。

航空機の操縦桿は、「補助翼・昇降舵・方向舵」を制御するための電気信号を出すための装置に過ぎません。

いわゆる「フライ・バイ・ワイヤ(FBW)」。電気信号による飛行操縦装置です。

自動車のハンドルもまた、電気制御の「ステア・バイ・ワイヤ(SBW)」に向かおうとしています。

トヨタの「レクサスRZ」に、ハンドルとタイヤの物理的接続の無いSBWが、来年にも搭載されるようです。

小さなハンドル操作で、タイヤを大きく素早く操舵できるという、まさに私の好きなハンドルですね。

(蛇足)

「ハンドルは何円する?」(答:180円。半ドルだから)

小学校時代のなぞなぞ。当時は、1ドル=360円の固定相場制でした。いまだと考えられないレートです。

温度管理の不備は、医薬品には大問題

高島屋のオンラインストアで販売したクリスマスケーキの一部が、崩れた状態で購入者に届けられた件。

最初は、一部のクレーマーが騒ぎ立てているのかと思いましたが、そうではなさそうですね。

流通段階のどこかで温度管理に不備があって、一時的に半解凍の状態になったのでしょうか。

飾り付けられたケーキですから、解凍状態で揺れ動かされたりすれば、かなり崩れるでしょうね。

で、その後再冷凍され、崩れたまま凍った無残な状態で客の元に届いたと、そういう経緯かと推測します。

このオンラインストアは、私も盆暮れに利用することがあるのですが、ケーキを購入したことはありません。

いつもフルーツかお菓子の類いです。それでも、温度管理は大丈夫なのかと、今更心配になりました。

仮に高島屋に落ち度はなくても、運送業者に無理なスケジュールや料金を強要していないか等、気になります。

似たような構図は、Amazonの最近の配送品質の劣化にも通じるし、なんならダイハツ問題とも似ています。

ケーキの一時解凍による品質の劣化は、形が崩れるという結果が残るので、発覚しやすかったと考えられます。

これがワクチンの温度管理の不備だと、品質が低下しても見かけではわかりません。

以前、新型コロナワクチンを保管している冷凍庫の電源が切れていたような事例が、あちこちで頻発しました。

電源切れっぱなしなら分かりやすいですが、後に電源が復旧した場合、停電に気付かない可能性があります。

これは冷蔵庫でも同じこと。停電で庫内温度が上がっても、ワクチンに見た目の異常は起きません。

しかしワクチンの品質は、確実に劣化します。なので夜間不在時の長時間の停電だけは、絶対困るのです。

日曜日の診療の半分は、生活習慣病外来なのです

今日も朝9時過ぎには、夕方までの診療枠がすべて、おもに発熱外来の予約者によって埋まってしまいました。

このように受診希望者がとくに多い日は、早い時間帯のうちに、予約の受付をお断りすることになります。

そんな時は「休日当番医」の受診をお勧めしています。まあ当院も「万年休日当番医」みたいなものですけど。

一方で、毎月1回(4週間毎に)来院する生活習慣病などの方の中には、日曜しか受診できない人もいます。

そういった方は、緊急の事情でもない限り、休日当番医を受診するのは控えていただかなければなりません。

当院かかりつけの慢性疾患の方は、できるだけ当院で責任を持って診療を継続しようと考えています。

しかし、受診希望日にネットや電話で予約枠を確保してから当院に来てください、というわけにはいきません。

予約が取れなければ定期処方薬が切れてしまうし、血液検査や心電図検査も計画できなくなります。

そこで日曜には、生活習慣病等の慢性疾患の方専用の予約枠を、実はある程度確保しています。

そのようにして、急性疾患と慢性疾患の方がそれぞれ、時間帯を分離して受診できるようにしているわけです。

朝から電話しても午前中の予約枠が取りにくいのは、こういった事情もあるのです。

現に今日の受診者は、発熱等の方34人に対し、生活習慣病等慢性疾患の方33人、予防接種2人でした。

発熱外来はちょうど半分程度ですね。そのうちコロナ陽性2名、インフル陽性22名(検査陽性率79%)でした。

コロナが不気味にくすぶる中で、依然としてインフルエンザが圧倒的な猛威を振るっています。

インフルエンザワクチン、ネット予約分の接種は終了

インフルエンザワクチンのネット予約の受付は、本日の接種分で終了しました。

今後も、ワクチンの在庫がある限り接種は続けます。たぶん来月も。

ただし明日以降の接種分は、すべて電話か窓口での予約受付となります。ご了承ください。

毎年10月から12月までの接種分は、原則として予約専用サイトからのネット予約で受け付けをしてきました。

その理由は、ネット予約だと、電話対応や予約帳への記載の必要がなく、受付作業がずいぶん楽だからです。

接種日時や氏名・生年月日・電話番号などの情報が正確に入手でき、とくに初診の方の場合に有効です。

接種データベースへもそのままデータを移行できるので、接種履歴の管理にも使えます。

このようにネット予約は省力化につながるので、その分、接種料金を割安に設定しています。

逆に言うなら、電話や窓口予約の場合は手間がかかるので、申し訳ないですが接種料金を割高にしています。

定期接種とインフルエンザワクチンの同時接種の場合の料金は、例外的に「ネット料金」にしています。

その理由は、定期接種単独の場合とインフルも追加する場合とで、あまり手間が変わらないからです。

生活習慣病の方の定期受診の際にインフルエンザワクチンを接種する場合も、ネット料金にしています。

これも、接種に要する準備作業や事務作業に、それほど手間がかからないからです。

インフルエンザワクチンの接種料金は、開院当初のような「破格値」にはしていません。

あまりにも安くすると、初診の方の予約が殺到してしまい、かかりつけの方が予約を取りにくくなるからです。

開院して17回目のインフルエンザワクチンシーズンですが、紆余曲折を経て、いまのやり方に落ち着きました。

今シーズンは今日までに、1,327人の方に接種をしてきました。さいわい、重大な副反応もなかったようです。

これが地域の方のインフルエンザの予防に、少しでも貢献できていれば良いのですが。

現行の健康保険証、来年12月に廃止決定

現行の健康保険証が、来年12月2日に廃止されることが決まりました。

これまで「来年秋に廃止」と言ってましたが、11月末までは秋だとしたら、まあほぼ既定路線通りです。

医療現場でどのような不具合、不便があろうと、「マイナ保険証」に一本化する方針は変わらないようです。

決めたのだから追いつけよ、ということです。

御上に逆らってもしょうがないので当院も、今年3月から「オンライン資格確認」システムを導入しています。

最初のうちは「保険証情報の紐付け遅れ」等の問題が頻発しましたが、最近はわりと安定していますね。

なんならマイナ保険証の方が便利だったりします。

そんな当院のような医療機関につけ込むような、少々珍妙な支援案が、このたび厚労省から発出されました。

マイナ保険証利用促進のインセンティブとなるような、利用率の増加や利用件数に応じた支援だといいます。

「今年10月の使用件数と比較して、来年何%増えたかに応じて、1件あたり20円〜120円支援しま〜す!」

「でも計算が面倒くさそう」「ご安心ください。医療機関からの申請は不要です!」「わあ、それはいい!」

「ちょっと待ってください。それだけじゃないんです」「まだあるの?」

「いまなら、マイナ保険証の利用が500件以上の月があると、顔認証リーダーをもう1台半額でプレゼント!」

「うわぁ、どんどん認証できちゃいそう!」(ていうか、狭いクリニックの受付にリーダー2台も要らん)