東京都のパスポートセンターの従業員が、申請者の個人情報などを不正に持ち出していたことが発覚した件。
他の個人情報の流出と異なるのは、パスポート作成希望者に特化して、その必要情報が漏洩したという点です。
つまり、今回の犯行には、偽造パスポートを作るという明確な目的があると考えられます(個人の推測です)。
となると、巷のオレオレ詐欺グループ等とは別格の、巨大な犯罪組織の関与が臭いますね(個人の嗅覚です)。
国際的犯罪グループとか、テロ組織とか、あるいは某国かもしれません。
実行犯の女性は、たぶん脅されて犯罪に加担させられただけで、組織とは無関係の、むしろ被害者でしょう。
その彼女に指示を出した人間ですら、組織の末端の下っ端のトカゲの尻尾の先っちょでしょうね、多分。
警視庁公安部も、女性の背後に国家的な組織の関与の有無を捜査したようですが、確認出来なかったとのこと。
しかしこれは額面通りには受け取れません。公安が手の内を明かすはずがなく、捜査はまさに進展中でしょう。
公安は彼女を長い間泳がせていたはずです。ところが最近、その内偵を組織に気付かれてしまったのでしょう。
このままでは彼女の身が危ない、消されるぞ、となった。そこで急遽、彼女を保護すべく、身柄を拘束した。
・・・そんな筋書きで、だいたい合ってますかね。