「就学時健診」

「令和6年度入学児就学時健診」に行って来ました。私が学校医をしている「託麻北小」です。

健診対象者(=入学予定の年長児)は68人。どうやら新1年は2クラス編成になりそうです。

お隣の「託麻東小」は1学年7クラスもある児童数のようで、人口の増減にはずいぶん地域差があるんですね。

68人のうち7人が欠席したので、健診を実施したのは61人。そのほとんどが、顔見知りの子でした。

コロナ禍になって、保護者が付き添って健診に来ますが、その保護者ともたいてい顔見知りです。

高学年によく見かける肥満傾向のお子さんは年長児に少なく、問題点は小学校時代の生活習慣にありそうです。

胸部正中切開創のある心臓手術後の子が2人。61分の2は多く感じますが、これは偶然でしょう。

託麻北小は、白川の河岸段丘の2段目の段丘崖の上に立っています。

近隣の東部中も崖の上ですが、託麻北小は表玄関が崖に向いていて、まさに崖の上の学校って感じですね。

校区は白川に沿って東西に細長く、全域が河岸段丘を2段とも含むので、アップダウンの激しい校区です。

それを子どもたちは歩いて登下校するとのことですが、場所によっては片道でも小一時間かかりそうです。

でもそのおかげで、足腰の強い、持久力のある、たくましい子が育つと思います。

いつかその地形に感謝する時が来るはず。きっとこう言うでしょう。「段丘ベリーマッチ」。