「ポイ活」の目的は何?

「au PAY」で架空の取り引きを繰り返し、巨額のポイントをだまし取った会社役員らが逮捕された件。

通常は、ポイント付与率よりもカード会社へ払う手数料率の方が高く、このような不正案件は成り立ちません。

しかし、ポイント付与率が手数料よりも高かった、国の「ポイント還元制度」が行われていた時期は例外です。

この時期に、上手くやりくりしてポイントを荒稼ぎしようと、多くの人が考えたと思います。

いま私は、ANAの特典(無料)航空券を得るための「マイル」の原資となるポイントを、日々集めています。

通販などで、クレジットカードを使って商品を購入すると、一定のポイントがつきます。

通常はそのポイント還元率が0.5%とか1%程度ですが、サイトによっては5%とか30%のこともあります。

そんな高い還元率の商品は売値が高く設定されており、実質的にポイントを購入する仕組みになっています。

たとえば、1万円高い商品を買えば1万ポイント多く付くなら、1万円で1万ポイント購入した勘定になります。

もちろん、得られた1万ポイントで1万円分の買い物をしたのでは意味がありません。

しかし、それが1万マイルに替えられるなら、買えば数万円以上の価値の航空券に化けることになります。

そう考えると、特典航空券に替えてこそ、ポイ活のうま味が最大限に生かされるのだと思うのです。

なので逆に、特典航空券に替えないポイ活って、私には意味が分かりません。