「カキ食えば、腹が鳴るなり」

「柿」はお腹が冷える、と幼少期に誰かに言われて以来、私は柿をあまり食べない人生を歩んできました。

でも近年「太秋柿」を口にする機会があって、美味しい柿なら食べるべきだと悔い(食い)改めたところです。

「牡蠣」には、だいぶ前に当たったことがあり、以来、牡蠣はあまり得意な食材ではありません。

今でも、ノロウイルス感染が怖くて生牡蠣は食べられません。ただし牡蠣フライは大好きです。

今年の夏(「夏期」)は、まるで熱帯地方のスコールのような、短時間のゲリラ豪雨が多かったですね。

私もスタッフも、発熱外来の途中で急に降り出したシャワーのような雨に、駐車場で何度もやられました。

空は晴れているのに、ふと遠雷が聞こえてきます。と思ったら、にわかに曇ってきて怪しい雰囲気になります。

雷鳴が近づき、ゴロゴロと不気味に轟き、辺りはさらに暗くなり、時に稲妻の閃光にビクッとします。

こうなるともはや、激しい雨が降り出すのは時間の問題。そんなとき、私は周囲の者に、

「カミナリ様はお腹の調子が悪いのかね、ゴロゴロ言いだしたよ」などと言い、そこで止めときゃいいのに、

「もうじき、水下痢が降りだすよ」と付け加えてしまうのです。(お食事中の方、すみません)