厚生局熊本事務所による「集団的個別指導」に招集され、午後を臨時休診にして講演を聞きに行って来ました。
内容的には、保険診療における注意点についての懇切丁寧な説明であり、別の言い方をすれば「説教」です。
その「召集令状」が届いたのは1カ月前のこと。すでに今日は乳幼児の予防接種の予約などが入っていました。
発熱外来もまだ毎日行っており、できることなら急な臨時休診は避けたいと思っていました。
都合が悪い場合は不参加でも良さそうな雰囲気だったので、先日厚生局に電話してみました。
私「発熱外来を中止するのは市民の健康にも反するし、乳幼児の予防接種を急に変更するのもいかがなものか」
厚「参加できない方のために別日にも開催を予定しておりますので、そちらに参加していただきます」
私「別日とは、いつになりますか」
厚「その当日の1カ月前のご連絡になります」
私「それでは結局、今回と同じことですね。別日にも参加しないということは可能ですか」
厚「そうなりますと、『個別指導』を受けていただくことになります」
「個別指導」・・・医療機関がもっとも恐れる、恐怖の4文字ですね。「コベツシドウ」と書けば6文字です。
かつて新規開業直後に受けたことがありますが、準備が超々大変だし、確実に休診を余儀なくされます。
そのような、医療機関を困惑・狼狽・憔悴・疲弊させる招集をちらつかせるお役所のやり口は、嫌いですw。