「ラー」ホノルルから戻る

成田を昨夜出発した「フライングホヌ」3号機「ラー」の初便は、無事ホノルルに到着し歓迎されたようです。

その「ラー」は現地到着の約4時間後に「復路の初便」として飛び立ち、今日16:01に成田に戻ってきました。

両方の初便に搭乗するという「初便タッチ」をした、イカレた、もとい、熱心な方は、25人いたそうです。

その方々の米国への「入国審査」では、おおむね次のような会話があったとか、なかったとか。

米「どうしてすぐに帰国するのか」

日「A380の初便に乗りたかったので」

米「日本人はそんなことをするのか」

日「全部で25人が今日同じことをしている」

米「ニッポン、クレイージー」

最近、米国入国を認められない日本人が時々いることが、「米国タッチ」をする方々の心配のタネのようです。

「米国滞在時間が異様に短い」とか「所持金(現金)が異様に少ない」点が、入国審査で問題視されるのです。

問題の元は、「タッチ」している自分の様子を動画で撮りまくっている、迷惑系のユーチューバーです。

機内の動画撮影も迷惑だし、入国審査周辺で撮影のそぶりを見せようものなら、即刻別室送りとなります。

そして入国できずに強制送還となるわけですが、結果的には、当初予定の「タッチ」と同じ便に乗るだけです。

この強制送還などの仕打ちはますます、ユーチューバーにネタを与え、彼らを喜ばせるだけなんでしょうね。

「ラー」ホノルルへ飛び立つ

「ラニ」「カイ」「ラー」と書き並べてピンとくる方、いますか。「あれね、妖怪人間でしょ?」違います。

ANAが2019年に成田–ホノルル路線に導入した、超大型旅客機「エアバスA380」3機の愛称です。

3機にはそれぞれ3色のウミガメの塗装が施され、3匹あわせた愛称は空飛ぶウミガメ<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2704.html" target="_blank" title="「フライングホヌ」">「フライングホヌ」</a>です。

「ANAブルー」のラニ、「エメラルドグリーン」のカイに対し、ラーだけ「サンセットオレンジ」と暖色です。

ジェンダーレスが叫ばれる中で言うのもアレですけど、「ラー」ちゃんだけ睫毛があって女の子っぽいですね。

ハワイ便といえば以前はJALの牙城でした。そこへANAが「ホヌ」で殴り込みをかけたのが2019年のこと。

私もその年の9月に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2900.html" target="_blank" title="「ラニ」に搭乗">「ラニ」に搭乗</a>しましたが、その<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2897.html" target="_blank" title="苦難の顛末">苦難の顛末</a>は涙無しには語れません。

さて間の悪いことに、ANAがA380を導入した途端にコロナ禍です。運航がパッタリ止まってしまいました。

やっと今年4月に定期運航が再開され、昨日までは「ラニ」と「カイ」の2匹が飛び回っている状況。

コロナ禍中の2年前に納入された「ラー」は、ずっと運航に使われないまま整備飛行等を繰り返していました。

その「ラー」がついに、今日から定期便に加わることになり、いま(21:41)ホノルルに向けて離陸しました。

記念すべき今夜の「初便」(NH182)には多くの航空ファンが搭乗し、いま機内は興奮の渦中でしょう。

熱心な「初便ファン」は、同じ「ラー」で復路(NH181)の初便に乗って、すぐ日本に戻ることになります。

そんな乗り方を「初便タッチ」と言い、聞くところでは今回は20人以上のマニアが初便タッチするといいます。

バカですねぇ。うらやましい。

機種変更前のiPhoneバックアップ

「iPhone 15 Pro」の設定を済ませた話は先日書きましたが、話が前後しますが今日はその準備の話。

データ移行に備えた旧iPhoneのバックアップについて、どなたかの参考になるかと、覚え書きしておきます。

(1)旧iPhone(今回はiPhone 13 Pro)のOSを最新にしておく

何か重要なことをする前には、まずコレですね。使用中のiOS 16のうちでは最新の、16.7.1に更新しました。

先月出たばかりのiOS 17にはしませんでした。iPhone13で使う場合には、17が最善とは限らないからです。

(2)Mac(自宅のMacBook Pro)のOSを最新にしておく

バックアップの受け手も最新にするのが鉄則。現有のmacOS Big Surのうちで最新の11.7.10に更新しました。

最新は本来macOS Sonoma(14.0)ですが、そこまではしません。新しすぎて動かないソフトがあるので。

(3)MacにiPhoneのバックアップを作る

iCloudバックアップは時間がかかるし応用が利かないのでやりません。完璧なバックアップはMacに作ります。

以前はiTunesを使って作業していましたが、最近のmacOSにはそもそもiTunesというソフトが存在しません。

iPhoneは、Macとケーブルで繋ぐと外部デバイスのようにサイドバーに現れるので、それを選べばOKです。

「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」から「今すぐバックアップ」へと進みます。

このように、MacとiPhoneは容易に自然に連携します。iPhoneユーザなら、パソコンはMac一択ですよね。

急にパズルができなくなる?

診察室の電子カルテ用Macのキーボードの手前に、横長の「パームレスト(リストレスト)」を置いています。

手や手首を保護するための、内部にジェルの入ったクッションで、かつて<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-379.html" target="_blank" title="腱鞘炎">腱鞘炎</a>で悩んだ私には必需品です。

使っているとひどく汚れてくるので、ハンドタオルで巻き、そのタオルを定期的に交換・洗濯しています。

デサキで買った「Atsuko Matano」のタオルです。もう何年も前から、2枚のタオルを交代交代使っています。

ひとつにはクマの、もうひとつにはカエルの、フェルトのマスコットが、タオルの端に縫い付けてあります。

パームレストを巻いた時、タオルの左端からクマやカエルが顔を半分出して私の方を見ます。可愛いです。

最初にタオルをどのように置くと、巻いた時にクマやカエルの向きがちょうど良いか、いつもそれを考えます。

簡単にわかることですが、でももしもこれを幼稚園児にさせたら、10秒ぐらい考えるかもしれませんね。

ところが今朝のこと。私は巻き方が急にわからなくなり、試行錯誤の末うまくいくまで10秒以上かかりました。

何も考えなくても直感的にできる作業なのに、今朝はひどく時間がかかってしまったことに、愕然としました。

こんな簡単なパズルのようなことが急にできなくなるって、もしかして何かの兆候ですかね、何かの。

こういう事が今後増えるのでしょうか。いやいや、コレハマズイですよ。魚を食べて、脳トレしようっと。

絶妙に香る牛乳

水筒に牛乳を入れてはいけないって、知ってました?

私は一昨日まで知りませんでした。たぶん、ボーッと生きてきたんでしょうね。

1日1食(夕食のみ)の私ですが、昼休みにはコーヒーを飲みます。

夏場はアイスコーヒー「WONDA BLACK 極」を飲んでいましたが、途中から、コーヒー牛乳に替えました。

保冷水筒に牛乳を半分入れて家から持って来て、昼に缶コーヒーをそれにつぎ足すわけです。

これをもう何か月も続けてきましたが、先日はコーヒーを混ぜる暇が無くて、牛乳をそのまま飲んだのです。

そしたら、ビミョーに臭かった。腐敗臭というより、ちょうど、靴下のニオイを薄めたような感じです。

そのかすかな臭気を感じながら牛乳を半分まで飲んだところで、昼休憩が終わりました。

さて夕方。診療が終わり、残りの牛乳を飲もうと水筒の蓋を開けたら、かなりキツい靴下臭が鼻を突きました。

がしかし、飲もうと思えば飲めそうな、むしろ味わってみたい気もする、なんともギリギリの臭気なんですね。

夏の靴下と同じで、臭いのはわかってるけど、ちょっとだけ嗅ぎたくなる、あの懐かしい感覚です。

たぶん世の中の多くの悪臭が、絶妙に希釈することで芳香として感じるようになるような気がします。

どうやら牛乳は保冷水筒に入れても、栓の裏などに付着したものが温まって腐敗しやすいようですね。

腐敗した牛乳は微量なので、悪臭はしても実際どれほど有害かは不明です。飲んだら美味しいかもしれません。

とは言え、腹を下したら面倒なことになるので残りの牛乳は飲みませんでした。

まだ発熱外来は続けてますけど

昨日・今日の発熱外来では、コロナ陽性者7人、インフルは25人。だいたいこんな比率ですね、最近の流行は。

コロナとインフルの検査は同時に行うことができますが、最近はインフルだけ検査するケースが増えました。

これは流行を反映したもので、またコロナの検査代が有料(しかも高額)になったことも背景にあります。

当院で行っているコロナの遺伝子検出検査(NEAR法)の診療報酬は700点。つまり7,000円と高額です。

しかしまあ聞いてください。検査の消耗品(検査キット)代が、1検体あたり約6,000円もかかるのです。

先日招集された厚生局の「集団的個別指導」は、じつは診療単価がある程度高い医療機関が対象でした。

「コルァ〜、検査しすぎやろうが、ええ加減にせえやぁ〜」という、国からの恫喝、じゃなくて指導なのです。

ですが当院では、国が推進するコロナ診療に真面目に対応して、目一杯発熱外来を行っただけです。

たしかに見かけ上の診療単価は高いですが、その大半が検査キット代に消えているのです。

つまり儲けているのは医療機器や検査キット会社ですからね。売り上げだけ見て評価しないでいただきたい。

結局、診療報酬という公定価格とそれを熟知した業者の間で、医者は上手い具合に働かされているのです。

検査や治療で四苦八苦するばかりじゃなく、いまは予防(ワクチン接種)にも力を入れようとしています。

ただしワクチンの納入価格がかなり高額なので、これまたかなり薄利です。どうにかなりませんかね。

iPhoneは首に優しくない

昨日も書いたように、iPhone 15 Proはチタンボディなので、旧モデルよりも少しだけ、軽くなりました。

ところで、皆様は日頃スマホをどのうように持ち歩いているでしょうか。

手に持って歩くのは、歩きスマホの原因にもなるし置き忘れのリスクもあるので、私はあまりやりません。

ポケットに入れると、とくにお尻のポケットで<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1452.html" target="_blank" title="スマホを曲げて">スマホを曲げて</a>しまった経験があるので、私は避けています。

胸ポケットに入れることもありますが、前傾姿勢でスマホを落とす危険があり、これも避けた方が良いです。

私は普段、スマホは通勤バッグかショルダーバッグに入れています。これだとその重さは気になりません。

でも旅行の時は手ぶらで歩き回りたいので、スマホはボディーバッグに入れることが多くなりました。

いま、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4357.html" target="_blank" title="リュック">リュック</a>を背負うのが気に入ってるのですが、それだと簡単にスマホを取り出しにくい欠点があります。

そこで最近の旅行の時には、スマホを「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4364.html" target="_blank" title="スマホストラップ">スマホストラップ</a>」に入れて、首からぶら下げました。

これはひどく便利です。便利ですが、iPhoneはけっこう首に来ます。

スマホストラップには、スマホとクレカとパスポートと搭乗券と現地通貨を入れる程度ですが、それでも重い。

長時間歩くときは、ストラップのDカンを、リュックのショルダーハーネスのどこかに引っかけたりします。

いま、iPhone 15 Proをぶら下げてみると、たしかに13 Proの時より軽くなった、ような気のせいがします。

ていうか、まだ重い。いくらチタンを使っても焼け石に水ですね。結局、バッテリーが重いのでしょう。

パソコンでもEVでも同じですが、もっと飛躍的にエネルギー密度の高いバッテリーって、できませんかね。

「iPhone 15 Pro」到着

「iPhone 15 Pro」が、発注からちょうど4週間でやっと届きました〜。「チタンブルー」が鮮やかです。

「軽い!」というのが第一印象。手に持つと衝撃を受けるほど軽いですね、このチタンボディーは。

でも実を言うと、ケースに入れたiPhone 13 Proと裸の15 Proを比べたので、余計にそう感じたのでした。

カタログ上は、13 Proは203g、15 Proは187g。約1割軽くなってます。いやまあ、たった1割ですけどね。

「USB-C」待ってました〜。「USB 3」対応なのでデータ転送も早い(はず)です。

「ケーブルだらけの日々は、もう終わりです」と言うAppleさん。ケーブルだらけはアンタのせいじゃないの。

「アクションボタン」という物理ボタンが付きました。とりあえず私はカメラ起動などに使いましょうかね。

Appleはボタン類の少ないデザインを好むはずですが、敢えて搭載するからにはよほど便利なのでしょう。

「iOS 17」もいいですね。これは旧iPhoneにもインストールできますが、新機種でこそ真価を発揮するはず。

ロック画面でも真っ暗にならない「常に画面オン」の設定は、私には地味に嬉しいですね。

バッテリー充電は「上限80%」を設定できるので、旅行時などを除いて日頃は、その設定でいきましょう。

とりあえず今夜はまず、旧iPhone(13 Pro)からのデータ移行(復元)作業を行いました。

Apple IDやWi-Fiなど最小限の設定をした後に、Macに接続して、データの復元を行いました。

データだけでなく、すべてのアプリとその設定も復元するので、結構時間がかかります。

たいていのアプリはそのまま立ち上がりましたが、銀行やカード系などはログイン作業をやり直しです。

この作業を夜になって始めてしまったことに、いま後悔していますが、途中でやめるわけにもいきません。

そんなわけで、新しいiPhoneを明日から使えるよう、頑張っております。いったん寝ます(つづく)。

(追記)さきほどの投稿直後に設定完了。SIMカードも入れ替えて、通話まで確認できました(やれやれ)。

高速充電するために高速道路に乗る

愛車に「超高速充電(150kw)」をするために、久々にディーラーまで行きました。もちろん電気代無料です。

通常の、市街地にある高速充電器は40kWなので、理屈の上では約「4倍速」で充電できるはずです。

でもなぜか、充電中によく見ると実際には90kwなんですね。まだ最高速では運用していないようです。

それでも、ショールームでコーヒーを1杯飲む間に、フル充電(といっても80%まで)が終わりました。

ただし、自宅からディーラーまでは、国道57号バイパス経由で14km、九州道経由で25kmの距離があります。

GoogleMapによる所要時間は、奇しくもいずれも33分。なので当然ですが高速を選びました。

結局、充電時間を30分程度短縮するために、往復1時間以上をかけてディーラーまで往復したわけです。

高速充電するために高速道路に乗って、全体としてはかなり時間を食ったと、そういう顛末です。

気がつけばもう7カ月以上、ガソリンスタンドに行っていません。金輪際、行く用事は無いでしょうね。

にしても、充電スポットが少なすぎます。インフラ整備が全然ダメ。こんなことでEVが増えるんでしょうか。

充電場所の数だけでなく、高速充電の規格が遅れています。高速と謳っているのに時間がかかります。

ひと充電5分ぐらいの、ガソリンスタンド並の時間にしなければ、充電場所で渋滞しますよね。

TSMCも来ることだし、菊陽町に超々高速充電場所を何カ所か整備する社会実験なんて、やりませんかね。

九州電気保安協会の「電気安全調査」

九州電気保安協会が、院内施設の「電気安全調査」をしてくれたようで、点検完了の書類を置いて行きました。

「□ 異常ありませんでした」のところにチェックが入っていました。それは良かった。

このような、電気通信系を「検査しときました」という手合いは、昨今よほど注意しなければなりません。

「九州電気保安協会」は信頼できるし、「事前のお知らせ」も受け取っていたので問題ありません。

しかし同社のサイトにも「類似した会社名を名乗る業者にご注意ください」とあるように、問題は深刻です。

「九州電気保安教会」と記載してないかどうかは、よく見ておく必要はあります。

「□ 異常がありました。つきましては、壺を買う必要があります」という選択肢があれば、要注意です。

「九州電機保安協会」とか「九州電器保安協会」というトリックも、見破らなければなりません。

「九洲電気保安協会」とか「丸州電気保安協会」も、気をつけるべき団体でしょう。

「九州電気不安協会」ならすぐ見破れますが、どんな団体なのか逆に興味が湧きます。

「詐欺メールにご注意ください」という、それ自体が詐欺メールかもしれないメールが、よく届きますね。

メール内にリンクが張ってあっても、決して触ってはなりません。メール自体を即削除すべきです。

詐欺ではなくても、そんなメールを送信するようでは、セキュリティーに甘い企業と考えなければなりません。

現に、銀行など一部企業からのメールには、そのようなリンクはなく、電話番号が記載されているだけです。

セキュリティーに気をつければ気をつけるほど不便にはなりますが、不便でも安全第一ですから。