コロナは激減、インフルはまだ注意報レベル

コロナとインフルエンザの流行状況について、最近あまり書いていなかったので、久々にまとめてみます。

当院でも、熊本でも、全国的にも、コロナが減ってインフルエンザが増えています。

全国の新型コロナの定点あたり報告数は、最近の5週間は、11.0→8.8→5.2→3.8→3.3、と減り続けています。

熊本県でも、12.7→11.3→6.4→3.3→2.7、熊本市でも、12.6→10.4→5.1→3.0→2.2と、同じ傾向です。

一方でインフルは、熊本市では、9.8→10.0→17.2→11.0→13.0と、注意報レベルをウロウロしています。

どういうわけか、爆発的に増えて警報レベルに向かってる、というわけでもない、微妙な推移です。

同時期の当院での診断数は、コロナは36→18→12→14→8 インフルは46→21→16→28→31、でした。

これも同様に、コロナは激減したけど、インフルは激増というほどでもない中途半端な増え方です。

それでもおそらく、来月には警報レベル(=定点あたり30以上)にはなりそうです。

この流行状況に一致して、インフルワクチンの接種希望者はとても多く、コロナワクチン希望者はわずかです。

感染者も、検査数も、ワクチン接種も減って、もうコロナは「オワコン」なのでしょうか。

だとしてもコロナはまだゼロじゃないので、発熱外来はまだしばらく続けることになるんでしょうね。