「外硬内柔」

夕食後のデザートは絶対に欠かさない私ですが、今日のそれは「カヌレ」と「フィナンシェ」でした。

鶴屋のフランス展の、「ドミニクドゥーセ」という店で売っていたそうです。

「カヌレ」は「溝」の意味だそうで、運河「canal」やラテン語で「管」を表す「canalis」と同語源でしょう。

「フィナンシェ」は「金持ち」の意味ですか。「finance」と同語源。形は金の延べ棒のイメージですね。

これらには「外が硬くて中が柔らかい」という共通点があって、口にしたときの食感が似ています。

でも私の好きな順で言えば、ダックワーズ>フィナンシェ>カヌレです。(急にダックワーズが登場)。

「ダックワーズ」は、外側がパリッと内部がフワッとして、その極端なギャップが良いのです。

そう言えばステーキでも、同じような「外硬内柔」ともいうべき焼き方が美味しくて好まれますね。

噛みごたえのある固さがあり、しかし噛んでみるとジューシーというのが、食感として理想形なのでしょうか。

まあ確かに、外側が柔らかいけど噛んでみたら中が固かった、という食べ物はあまり食べたくないですね。