ミカンは美味しい

ミカンが届きました。

冬がまた来る、なんてフレーズを思い出したりしますね。朝晩もずいぶん涼しくなりました。

父の実家(山口県大島町)がミカン農家だったので、私は幼少期からミカンをたくさん食べて育ちました。

冬にコタツに入ると、ほぼ無限に食べてましたね。当然、手のひらは真っ黄色になります。

でも最近は、ほとんど食べていないかもしれません。

なんとなく皮を剝くのが面倒なんですよね。剝いてまで食べるのかという疑念が生じ、結局、食べないのです。

いま自分で皮を剝く果物といえば、バナナぐらいですかね。

あるとき、ミカンの皮を剝いてくれと家人に頼んだら、それなら食べなくてもよろしい、との返答。

なので私も、じゃあ食べない、となって、以後十数年間、私はミカンを食べない日々が続いてきたのです。

ある意味で冷戦状態、未完(ミカン)の大局と言ってもよいでしょう。いったい、いつ完結(柑橘)するのか。

ですが、食卓に置いてある黄緑色の小ぶりのミカンを眺めていると、もう、食べたくて仕方なくなりました。

それで今夜ついに、禁断のそれを、自分で剝いて食べたのです。2個。