ハチはヤンマで逃げるのさ(たぶん)

蜂に刺されて来院する方が最近目立ちます。電話相談もよく受けます。そういう時期なのでしょうか。

アシナガバチには、庭木の手入れや屋外での作業中に刺されやすいようです。

こちらに敵意は無くても、たまたま蜂の巣の近くに手を近づけると、敵と見なされてしまうのでしょう。

予約無しで直接来院された方でも、蜂刺傷の場合には最優先で診察し、処置や処方を行います。

さいわい、アナフィラキシーを来したケースに遭遇したことは、いまのところありません。

スズメバチに数カ所刺されたという方から電話があった時は、さすがに救急病院に行っていただきました。

当院の敷地内にもときどき蜂の巣ができています。見つけたらなるべく駆除するようにしています。

玄関や裏口付近でアシナガバチが飛んでいることもあり、ハチ用の殺虫剤の出番です。

「おにやんま君」という虫除けグッズを先日購入し、玄関と裏口付近にそれぞれ配置しています。

ハチ、アブ、ハエ、蚊の天敵「オニヤンマ」そっくりの模型です。虫コナーズよりも効きそうな気がします。

その効果のほどはともかく、黄色と黒のシマシマは、まるでスズメバチを彷彿とさせる迫力がありますね。

オニヤンマは、子どもの頃にはときどき見かけましたが、実際に採るのは難しいトンボでした。

ギンヤンマは、もう少し小ぶりですが、これもあまり採取できた記憶がありません。

たいてい採れるのは、どこでも飛んでいるシオカラトンボでした。妙な名前が付けられたものです。