「令和5年秋開始接種」が始まります

新型コロナワクチンの「令和5年秋開始接種」が、9月20日(水)から始まります。

現在行われている「令和5年春開始接種」は9月19日に終了しますが、慌てて駆け込む必要はありません。

春に接種しなかった方(タイミングを逸した方や模様眺めをしていた方)は、秋に接種すれば良いのです。

秋開始接種は、初回接種(=1・2回接種)を終えた全ての方(生後6カ月以降)が対象ですから。

春に接種した方も、秋の接種の対象です。接種間隔は3カ月以上。

春の接種日が早い人から順に、秋の接種券が発送される予定です。

未使用(未接種)の接種券が手元にある方には、改めて接種券は届きません。

そのかわり、手持ちの接種券をそのまま秋開始接種に使うことができます。

その未使用の接種券を紛失した方は、9月8日以降に、接種券の(再)発行を申請することができます。

市内の各医療機関には昨日、熊本市から接種上限量の通知(FAX)が届きました。こういうのは必ずFAXです。

ファイザーもモデルナも、いずれも「オミクロン株XBB.1.5」対応の1価ワクチンです。

春開始接種で使われた、「オミクロン株BA.4-5」対応2価ワクチンよりも、新しい株に対応しています。

ただし、日本における流行株は7月時点ですでに、「XBB.1.5」ではなく「XBB.1.16」に変わっています。

しかも今月はもはや「EG.5.1」、さらに「EG.5.1.1」に置き換わりつつあります。

ウイルスの変異はどんどん進んでいるので、ワクチンはどうしたって最新流行株に一致するはずがないのです。

ただ、「XBB.1.5」対応ワクチンを接種しても「EG」株にも効くようですから、悲観することはありません。

今後もつねに最新のワクチンを打ち続ければ、最大の(それなりの)予防効果は得られるでしょう。