福島第一原発に溜まりつ続けている処理水を薄めて海に放出する計画は、24日にも始まることになりました。
延々と議論は続いていましたが、いざ決定すると早いですね。あさってですか。
それが安全基準に合致していることはIAEAのお墨付きなので、科学的には私はもう異を唱えたりしません。
しかしたとえ基準以下であっても、放出は不本意なこと。原発の計画当初から想定してたことではありません。
いわゆる「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-342.html" target="_blank" title="トイレのないマンション">トイレのないマンション</a>」から、やむを得ずお小水を処理して薄めて海に流すようなものです。
大の方は今のところ、どこにも漏れないように保管してあるので大丈夫(お食事中の方、申し訳ありません)。
その「高レベル放射性廃棄物」は、ガラス固化体にして、冷えるまでの数十年間、一時的に貯蔵されています。
そして最終的には、地中深くに10万年間埋める「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-398.html" target="_blank" title="地層処分">地層処分</a>」をすることになっています。気の長い話です。
吉野ヶ里遺跡で「謎のエリア」とされる区域の発掘調査の後半戦が、来月23日から始まるようです。
「空白の4世紀」といわれる日本史最大の謎が、今度こそ解明されることになるかもしれません。楽しみです。
西暦102023年の人(?)たちにとっては、空白の4世紀も21世紀も五十歩百歩、いずれも古代でしょう。
たまたま掘り起こしたら出てきたガラス固化体を見て、何を思うでしょうね。