インド映画『RRR』鑑賞記

『RRR』というインド映画を観ました。これを観て面白くなかった人はいないでしょう。

オスカーを取った『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』よりも、こっちの方が好きです。

インド映画って、ハリウッド映画とは違う独特のテイストがありますね。

この映画が典型的なインド映画かどうかはわかりませんが、感じたのは次の点です。(以下、ネタバレあり)

(1)顔が濃い。出演者全員、顔が濃い。最初はみな同じ顔に見えますが、やがて区別が付いてきます。

(2)すぐ踊る。しかもキレがいい。だいじな場面で歌う。しかも声がいい。

(3)挙動がおおげさで、芝居じみてる(良い意味で)。

(4)動物がやたらに出てくる。とくにトラですね。

(5)インド人は大義のために戦い、イギリス人は悪い人。一部例外あり。

日本映画もおそらく、欧米人から観たら独特で日本的なんでしょうね。

ただ私は、海外で評価されたような邦画は苦手です。日本的な「間(ま)」に耐えられないのです。

1秒でもよそ見したら付いていけなくなるような、そんな緊張感のある展開の映画が私は好きです。

たぶんハリウッド映画に毒されてるんでしょうね。