猛暑の発熱外来でしたが、明日は豪雨になりそうです

「どうする円安」

このフレーズをたぶん世界で最初に思いついたので(個人の憶測です)、証拠としてここに書いておきます。

さて今日も、大河ドラマを観た後は、「コロナ日曜週計」にいそしむ時間帯です。

5類化後の、当院で診断した毎週のコロナ感染者数は、5→7→9→13→15→27→29→31という推移でした。

さらに、今日コロナ陽性と診断した10人のうち8人は、周囲にコロナはいない、と言っていた方でした。

そのような、どこで感染したか分からない方が、先週までよりもさらに増えている印象です。

最近のコロナは高熱が出ることが多いですね。なので多くの方が、インフルエンザを疑って来院されます。

以前のオミクロン株BA.4/5とは異なり、いまの流行株XBB.1.16/1.5は高熱が出やすいのかもしれません。

BA.4/5に罹っても、BA.4/5のワクチンを接種しても、XBB株には感染しやすいことが問題とされています。

これを「XBB株は以前の免疫から逃れる性質が高い」という言い方をしますが、つまり油断するなということ。

当院受診者の中でも、2度目のコロナ感染の方は珍しくなくなりました。もはや何度も罹る感染症なのです。

ワクチンの接種は今もボチボチ行っていますが、なにしろBA.4/5のワクチンですから気合いが入りません。

9月からは、XBB対応ワクチンに切り替わるようですが、その頃の流行株は果たして、何なんでしょうね。

コロナは、発症の5日後までの自宅待機が推奨されています

5類化した新型コロナは、感染しても法律に基づく外出自粛は求められず、個人の判断での療養となります。

とは言え、検査陽性の方からは「いつまで休めば良いですか」と、ほぼ必ず尋ねられます。

厚労省は「外出を控えることが推奨される期間」を、次の(1)のように提示しています。

(1)発症日を0日目として5日間は外出を控えること

この<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3978.html" target="_blank" title="「0日目」">「0日目」</a>という言い方。私は嫌いですね。それにここで言う「5日間」は、明らかに誤解を招きます。

(2)発症日を0日目として5日目までは外出を控えること

せめてこう言えば、0日目から5日目までの「6日間」だと分かります。つまり「5日間」ではないのです。

(3)発症日の5日後までは外出を控えること

という表現が最もシンプルで間違いがないと思うので、当院ではそのように患者さんに伝えています。

法律用語で「1週間間隔」というと、「中7日」つまり「8日後」を意味してしまうそうです。

なのでお役所は、予防接種で「1週間間隔」や「1週間後」の意味で、「6日の間隔」という表現を使います。

このようなお役所用語の原則が曲げられないのであれば、(1)はせめて次のように併記してほしいものです。

(4)発症日を0日目として5日間(すなわち発症日の5日後まで)は外出を控えること