久々に車洗えばゲリラ雨

しばらく洗ってなかったので、愛車がすごく汚れていました。今日は天気も良かったし、当然<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4280.html" target="_blank" title="洗車">洗車</a>しますよね。

クリニックの駐車場の一角は、夕方になると隣のアパートの日陰になるので、格好の洗車スポットです。

しかし、いま思えば洗車の前に、雨雲レーダーの情報を見ておくべきでした。

洗剤で念入りに洗い、十分にすすぎ、洗車ではいちばん重要だと思う拭き上げ段階に入りました。

ふと空を見上げると、頭上は晴れていますが、あっちの方から真っ黒な雲が迫ってきているように見えます。

雨が降り出したら車を屋根付きのガレージに入れるつもりで、ガレージのシャッターを開けておきました。

ただガレージは狭いので、できれば屋外で拭き上げを完了させたい。そう思って作業を少し急ぎました。

ポツ、ポツ、と雨つぶを感じたら車を移動させようと思っていましたが、それが間違いでした。

パラ、パラパラッと降り出したかと思ったら、その数秒後にはザザーッと大雨になったのです。

拭き上げを中断し、慌てて車に乗り込んでガレージに入れた頃には、もう土砂降りです。

そのままガレージの車の中でしばらく待機していて、ふと思い出しました。マズい、スマホが水浸しじゃん!

空のポリバケツに入れていていたことを思い出し、ガレージを飛び出して豪雨の中でずぶ濡れのスマホを回収。

日頃ならあり得ないのに、今日に限ってiPhoneを、こともあろうにバケツの中に置いていたのでした。

iPhoneをタオルで拭き、動作を確認。良かった。いや待て、マズい、院長室の窓全開じゃん!

日頃はあまり全開にしない窓を、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4298.html" target="_blank" title="雨漏り">雨漏り</a>以降部屋が臭うので開けていたのでしたが、部屋はまた濡れました。

当院がRSウイルス検査をサービスしない理由

RSウイルス検査は、1歳以上は保険適用がないので当院では原則としてやってないことは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4294.html" target="_blank" title="前にも書きました">前にも書きました</a>。

ところが、他の医院では検査してもらえた、という患者さんもいて、なんともやりきれない気持ちになります。

当院がケチで融通が利かず、他院は温情ある医療機関に見えるからです。

1歳以上の幼児(とくに1,2歳児)へのRS検査は、医療機関によって次のいずれかで行われることになります。

(1)自費(=患者の10割負担)で検査を行う

この場合、RSの検査料金だけでなく、初診料や処方箋料や他の検査も、すべて自費診療となってしまいます。

なぜなら、保険診療と自費診療を混在させることは「混合診療」となり、禁止されているからです。

私を含め多くの医療従事者は、必要時の混合診療を認めて欲しいと思っているのですが、現状では御法度です。

(2)医療機関のサービスで検査を行う

RS検査の費用を医療機関が負担し、保険診療にも自費診療にもしないやり方です。

患者負担はRS検査以外の診療部分のみとなり、混合診療ではなくなります。すべて保険診療となります。

そして例えば1,2歳のお子さんの場合、熊本市だと元々医療費の自己負担がないので、患者負担はゼロです。

このうち(2)は、見かけ上はサービスですが、それで医療機関の負担が増えるわけではありません。

なぜなら、小児科で3歳未満は包括医療のため、何歳であっても元々検査代を請求できないからです。

RSウイルス検査の費用はどっちみち医療機関の手出しなので、(2)のサービス検査には抵抗がないのです。

しかし、包括医療なので手出しになることと、混合診療を避けるために手出しすることでは、意味が違います。

厳密に言えば(2)は、医療費を自治体と保険者に負担させて患者負担を回避する、グレーな「裏技」です。

これは、医療費を減らすためにRS検査の保険適用を0歳に限定している趣旨には、反することになります。

なので私は、検査が患者さんの医療に真に必要ならサービスもしますが、治療内容に影響しないならしません。

そもそも、RSウイルス感染に特効薬は無く、他の風邪と同様に病状に応じて治療を行うだけです。

園から言われたからとか、念のため程度の理由では、RSウイルスの検査をするわけにはいかないのです。

すでに「第9波」なのかどうかは問題ではありません

「5類感染症になっても、新型コロナウイルスが変わるわけでも、流行が終わるわけでもない」

そのように言われる一方で、社会の方は確実に変わり、人々の危機意識も全体的に希薄になっています。

いまひとつピンとこない「定点あたり報告数」はしかし、5/8の「5類化」以降、全国的に増える一方です。

たとえば熊本県の毎週の報告数は、2.06→2.30→2.41→3.54→5.43→6.38→8.75→9.58という推移です。

全国で熊本よりも数値が大きいのは、沖縄48.39、鹿児島13.48、千葉9.89、宮崎9.66の4県だけです。

人口と定点数の比率が必ずしも同じではないので単純な比較はできませんが、熊本の流行ぶりはわかります。

各県の報告数の推移を見ると、宮崎はほぼ熊本と同じ動きで、鹿児島は2週間ほど先行した増え方に見えます。

さらに沖縄は、その鹿児島よりも4週程度先を突き進んでいて、いま医療崩壊に瀕しています。

今後流れが変わる要素がないので、熊本も6週間後には沖縄のようになると考えた方が良いでしょう。

当院の今日の発熱外来は、朝のうちに夕方までの予約枠が埋まる勢いでした。体感的には、すでに第9波です。

全国各地の定点あたり報告数のグラフを見れば、第9波の坂を登り始めたことぐらい誰だって分かります。

ところが後藤担当相は、患者数が大きく伸びてないので現時点では第9波には当たらない、と強弁しています。

まあ、政治家が不都合な事実をできるだけ矮小化したがるのは、今に始まったことではありませんけど。

いま既に第9波かどうかの判定はどうでもいいので、政府のコロナ対策は先手を打って欲しいものです。

いまの学級閉鎖は、ほぼコロナのクラスターです

雨は本降りにはならず、また雨漏りもせずに今日の発熱外来を終えましたが、明日からの雨が心配です。

今日も夕方までの予約枠がすぐに埋まってしまい、何人もの受診をお断りしたのは第8波の時と同様でした。

沖縄ほどではないにしても、熊本でも感染者が急増していますが、それほどのニュースにはなっていません。

近隣の託麻西小学校は、今週は「休校」でした。学級閉鎖や学年閉鎖を超える「全校閉鎖」です。

熊本県は、県内の「インフルエンザ様疾患による休校・学年閉鎖等」の情報を、ほぼ毎日発表しています。

今日時点での学級閉鎖等は、託麻南小(学級閉鎖)、託麻西小(休校)、奥古閑小(学年閉鎖)の3校です。

「インフルエンザ様疾患」という表現が使われていますが、これは「インフルエンザ」とは異なります。

熱と急性呼吸器症状を呈した疾患の総称であり、インフルもコロナもそれ以外の風邪も含まれます。

私の知る限り、いま休校している託麻西小で大流行しているのは新型コロナです。

しかしその託麻西小は「インフルエンザ様疾患による休校」と報じられており、誤解を招きかねません。

発熱しても必ずコロナの検査を受けるわけではないので、学級閉鎖の原因が厳密には特定できなくなりました。

コロナだとわからなければ、下熱後すぐに登校することになるでしょうから、感染拡大の原因になります。

学校では、以前のような3密対策や厳格なマスク着用は行われていません。そこが去年までとは異なります。

こうしてコロナはいま、学校で大流行するステージに入りつつあるような気がします。

雨漏りその後

院長室の雨漏りは、その後どうなったのかと、ご心配の方もいらっしゃるでしょうか。

どうぞ、ご安心ください。昨日のうちに、ハウスメーカーの方に屋根の応急処置をしていただきました。

そしていま、今日は休診日ですが、確認のために出勤してきたところです。

今日も朝から大雨なので、水漏れ修理が不完全なら雨漏りが続いているはず。それではとても困ります。

気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」を見て青色表示以上の雨雲が過ぎ去るのを待ってから、家を出ました。

来てみるとさいわい、院内に新たな雨漏りの兆候はなく、院長室のカーペットはおおむね乾いていました。

しかし臭気はまだ少し残存しており、今後、カビや雑菌やコケやキノコなどが生えてくる恐れがあります。

そこで、秘密兵器の出番です。

まず定番の「ファブリーズ PREMIUM」を振りまいて除菌。「ふんわりおひさまの香り」で満たされました。

引き続いて「リセッシュ WIDE JET」を噴霧。抗菌スペクトラムを広げるための、いわゆる「2剤併用」です。

さらに「無香空間」を設置して悪臭を完全ブロック。おひさまの香りも除去されますが、それはかまいません。

最後に「水とりぞうさん」を室内に3個配置するという念の入れよう。もう乾燥肌が心配になるレベルですね。

豪雨と初蝉

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4283.html" target="_blank" title="「初蝉」">「初蝉」</a>を聞きました。

昨日もチラッと聞いた気がした(空蝉?)のですが、本格的な蝉時雨は今朝、この夏初めて耳にしました。

それでふと、庭のシマトネリコを見てみたら、抜け殻がたくさんついてますね。ちょっと見ないうちに。

なぜか幹にしがみついているものは少なく、ほとんどが、枝先にぶら下がっています。

細い枝の先に、2匹が縦列でぶら下がっているのも見かけます。きっと仲良しなんでしょうね。

このところ大雨の日が多く、地中が水浸しになって幼虫たちが窒息するんじゃないかと心配していました。

彼らも、土から出てくるタイミングがつかみにくかったことでしょう。

たとえ夕方の天候が良くたって、羽化の途中で豪雨になったら、これはもう生命の危機ですからね。

そういえば当院の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4293.html" target="_blank" title="雨漏り">雨漏り</a>はついに、院長室にも及んできました。

昨日出勤したら、カーペットが水浸しになっていました。しかも臭います。靴下の臭い。

今日の午後、ハウスメーカーの担当者を呼んで、悲惨な院長室を見て(臭って)もらいました。

「濡れているのは床だけですか。天井からの雨漏りはないですか?」と問われたので、

「ええ、デスクの上は乾いてますよ」とトラックパッドを持ち上げてみせたら、その下が水浸し。かっこ悪。

神代もきかず竜田川

奈良県生駒市を流れる竜田川の水が、緑色に変色しているのが見つかったというニュース。

その色はまるで、わが家の入浴剤「バスクリン薬用きき湯 FINE HEAT レモングラスの香り」にそっくりです。

川がこんなに鮮やかな蛍光色に染まるとは、「神代もきかず」という表現がまさにピッタリの珍現象ですね。

「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からきみどりに 水くくるとは」(鶴原業平朝臣)

(珍しいことが色々あったという)神代にも聞いたことがない。竜田川が川水を真緑に絞り染めにするとは。

どうやら川の緑色の成分は、入浴剤に使われる「フルオレセインナトリウム」という物質だと判明しました。

で、件のバスクリンの成分表を見たら、「黄色202」という色素が入っています。これがそうらしいですね。

誰かがバスクリンを大量に川に流したのでしょうか。

竜田川の場所をGoogleマップで見たら周辺には「龍田」という地名があり、熊本の龍田地区と似た状況です。

熊本の場合、山は「立田山」で、駅は「竜田口」で、学校は「龍田小」ですが、当然みな同根でしょうね。

まだ文字の無かった時代から、その地域には「たつだ(たつた)」という呼称があったのだろうと推測します。

神代もきかず竜田川

奈良県生駒市を流れる竜田川の水が、緑色に変色しているのが見つかったというニュース。

その色はまるで、わが家の入浴剤「バスクリン薬用きき湯 FINE HEAT レモングラスの香り」にそっくりです。

川がこんなに鮮やかな蛍光色に染まるとは、「神代もきかず」という表現がまさにピッタリの珍現象ですね。

「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からきみどりに 水くくるとは」(鶴原業平朝臣)

(珍しいことが色々あったという)神代にも聞いたことがない。竜田川が川水を真緑に絞り染めにするとは。

どうやら川の緑色の成分は、入浴剤に使われる「フルオレセインナトリウム」という物質だと判明しました。

で、件のバスクリンの成分表を見たら、「黄色202」という色素が入っています。これがそうらしいですね。

誰かがバスクリンを大量に川に流したのでしょうか。

竜田川の場所をGoogleマップで見たら周辺には「龍田」という地名があり、熊本の龍田地区と似た状況です。

熊本の場合、山は「立田山」で、駅は「竜田口」で、学校は「龍田小」ですが、当然みな同根でしょう。

まだ文字の無かった時代から、その地域には「たつだ(たつた)」という呼称があったのだろうと推測します。

コロナ禍後の「RSウイルス感染症」大流行

「RSウイルス感染症」が流行しています。乳幼児が罹ると重症化することもある、呼吸器感染症です。

高熱とひどい咳が特徴的で、2019年までは毎年、秋口から流行する感染症でした。

ところが2020年は、からっきし、流行しませんでした。コロナ対策が奏功したのだろうと考えられました。

ところがその翌年、2021年は、例年よりも早い夏場に大流行しました。

前年に流行しなかったために子どもたちの免疫が低下していたため、翌年流行したのだと考えられました。

その大流行のおかげで免疫が付いたのか、2022年は例年程度の流行におさまりました。

しかし今年、再び2021年並の大流行が始まっています。

これは子どもたちの免疫低下だけでは説明できません。やはり「ウィズコロナ政策」が利いているのでしょう。

「園でRSが流行っているので、検査してほしい」というお子さんが、毎日のように来院されます。

ですがこの検査の保険適用は、外来では、RSに罹ると重症化しやすい0歳児に限られます。

なので1歳以上のお子さんの検査は、当院では原則として行っていません。検査はほぼ、お断りしています。

一方で0歳児の場合は、熱や咳の状態や状況を考慮して、念のためRSの検査を行うことが増えています。

RSウイルスの検査の保険適用と検査の可否については、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3458.html" target="_blank" title="以前も書いたように">以前も書いたように</a>、釈然としない実情があります。

ですがどっちみちRSに特効薬は無く、RSであろうとなかろうと、治療は病状に応じて行うのみです。

雨漏りクリニック

金曜日の豪雨のせいで、クリニックで雨漏りが始まっていたようですが、休診日なので気付きませんでした。

土曜日に出勤してみると、受付カウンター前の床に直径1メートル弱の水たまりができていました。

雨水がどこをどう伝ってきたのか、天井の非常灯のところから、滴がポタポタ落ちて来ます。

そこはちょうど、マイナ保険証の顔認証リーダーを設置している場所の真正面です。

なので今回の雨漏りは、マイナ保険証反対勢力による妨害工作の可能性も考慮しておくべきかもしれません。

とりあえず、ハウスメーカーの方に来ていただき、その日のうちに応急処置をしてもらいました。

おかげで昨日の日中は1滴の雨漏りもありませんでしたが、それは単に、天気が良かったせいだったようです。

夜からまた豪雨となり、今朝出勤してみたら顔認証リーダー前の床が土曜日よりもひどい水浸しでした。

モップがけして、新聞紙を敷いて、バケツを置いて、天井から落ちてくる水滴を受け止めます。

おそらく、外壁の1階と2階の境目から水が浸入しているのだろうというのが、ハウスメーカーの見立てです。

コーキングのあちこちにすき間ができているようです。これじゃまるで「線状漏水帯」じゃないですか。

熊本地震のときに外壁に圧力がかかって、コーキング部分に亀裂が生じた可能性があるとのこと。

地震から7年も経った今頃になって「地震被害」ですか。ある意味「七年殺し」です。

というわけで今日もさらに応急処置を追加していただきました。さて、明日からはどうなるか。