祝日はいつも、日曜日をしのぐ勢いで診療の予約が入ります。
朝8時からネット予約の受付を始めると、あっという間に(数秒で!)午前中の予約枠が一杯になります。
8時半には電話予約の受付も開始します。ネットが使えない方のために、電話用の枠も少し設けているのです。
電話予約の開始時刻をネット予約よりも早くしている医療機関が多いですが、当院は逆です。
なぜなら、電話はすぐに回線(2回線)がパンクするので、かけた順にはつながらないからです。
一方でネットは、入力操作が1秒でも(1ミリ秒でも)早い方が優先されるので、その意味では公平です。
今朝も私と受付事務員の2人態勢で、8時半から電話番をしましたが、予約の電話がまったく途切れません。
受話器を頭と肩の間に挟み、名前や病状などを聞き取りながら問診シートに書き込んでいきます。
電話回線の占有を最小限にするために、最小限の問診を取ったらいったん電話は切ります。
あとで、院内用の携帯電話から患者さんにかけ直して追加の問診を取り、来院後の診療に備えます。
電話がなかなかつながらず、しびれを切らして予約なしで直接来院される方も、日曜祝日にはかなりいます。
しかし、運良く電話がつながった方の分だけでも、予約枠はすでに満杯なのです。
直接来られても空き枠がないだけでなく、動線分離の観点からも玄関口で支障を来しかねません。
今日の発熱外来受診者は52人。そのうちコロナ検査39人中の陽性者は17人(陽性率44%)。
それに加えてインフルエンザの陽性者も7人。真夏だというのにどういうことなんですかね、このインフルは。