世間が「連休」のとき、たいてい当院は「連診」なのです

世間が「3連休」で賑わっている中、当院は今日から「3連診」です。

コロナが増えつつあるいま、とくに休日の発熱外来をおろそかにはできません。

にしても、バカ暑な日でしたね。防護具をつけて駐車場と院内を行き来するだけで、だいぶ痩せましたうそ。

真夏のコロナで難しいのは、たとえば熱中症との区別がつきにくいことです。

オマケにこの時期、子どもが高熱を出すヘルパンギーナやアデノウイルス感染が大流行しています。

さらに今年は、インフルエンザとRSウイルス感染も流行しているので余計ややこしい。

胃腸炎の初期には高熱が出ることがありますが、コロナの初期に胃腸症状を呈する場合もあります。

コロナかどうかは病状ではなく、周囲に発熱者がいたかどうかなどの状況証拠の方がヒントになります。

今日の発熱外来では、検査した14人中7人がコロナ(陽性率50%)、2人がインフルエンザでした。

コロナは職場のクラスターが目立ち、インフルエンザは学校や幼稚園での感染でした。

今日の時点での熊本市内の学級閉鎖は、菱形小、中島小、熊本西高、高平台小、力合西小の5校。

北部や西部の学校が多く、当院近隣の学校での流行はおさまっているようですが、もちろん油断はできません。

日曜祝日となると、当院発熱外来は県内各地からの受診者が集中し、予約枠は朝のうちに埋まりす。

そこへ予約なしで、診て欲しい、検査して欲しい、薬が欲しい、という方が何人も割り込んで来ます。

そんなわけで明日もまた、暑い、熱い日になりそうです。