ときには洗車

休診日には、ときどき洗車をします。新車なので、今のところは自分で手洗いしています。

職場の駐車場の奥の方の、表からは見えないところでコッソリやってます。

その場所は西隣に3階建てのアパートがあって、夕方からは日陰になるので絶好の洗車環境なのです。

車を新しく買い替えると、いつも「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2391.html" target="_blank" title="洗車熱">洗車熱</a>」がしばらく続きます。

とくに3台(代)前の車は10年ぶりに買い替えた新車だったので、最初は毎週のように洗っていました。

ただ、洗いすぎると塗装を傷め、また湿気が溜まるので良くないと聞き、だんだんと洗車頻度が減りました。

それでも2台(代)前は、クーペタイプで小さくて洗いやすかったので、よく自分で洗っていました。

しかしその次は大きめのセダンになり、ルーフを洗うのが大変なので洗車業者に任せることが増えました。

そして今の愛車。かなり横幅はありますが、クーペタイプで車高が低いので、足台なしでルーフも洗えます。

最初にシャワーで水をしっかりかけて、よく泡立った洗剤液を両手のムートングローブにつけて洗います。

それから水でしっかり洗い流し、水アカを残さないためにマイクロファイバーのクロスで拭き上げていきます。

と、ここまでなら普通の洗車ですが、欲を言えば、最終段階で「純水仕上げ」をしたいところです。

水道水に含まれるミネラル分の残留が水アカになるのを防ぐために、純水で流して再び拭き上げるわけです。

ネットで洗車用純水器を見つけましたが、けっこう高いですね。それに交換フィルター代もかかりそうです。

それよりも、純水を買って噴霧器で散布した方がいいかも。洗車用よりも飲料用の純水の方が安いようです。

ですが、飲料用の純水を洗車に使うのがもったいなく感じて、結局なかなか行動に移せずにいるのです。

近現代史よりも古代史が好き

数年前、中公新書の『応仁の乱』(呉座勇一著)が、ベストセラーになったことがあります。

複雑であまり面白くない戦乱を、ただ真面目に書いた本がなぜか売れたということで、当時話題になりました。

残念ながら私は、話題に乗って即買いしたもののあまりにも面白くなくて、もう何年も積ん読状態です。

このような、「○○の乱」というのは過去にいくつかあって、それぞれ日本史上とても重要な出来事ですね。

主なものを時代順に並べると、磐井の乱→壬申の乱→平将門の乱→保元の乱→平治の乱→承久の乱→応仁の乱、

さらに、島原の乱→由井正雪の乱→大塩平八郎の乱→佐賀の乱→加藤の乱、となります。

中学校の時の担任の中塚先生(社会科教諭)の持論は、「歴史は原因(背景)と結果(影響)だ」でした。

たしかにそうです。歴史は途切れず、古代、いや旧石器時代から、ずっと連なっているはずです。

いま『データサイエンスが解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない』(安本美典著、朝日新書)を読んでいます。

歴史の読み物は、著者の自説に基づく記載なので、その点を考慮した上で読む必要があります。

読者にしても持論に近い本を読んだ方が気分が良いので、私が読む邪馬台国本も北部九州説のものです。

そして読めば読むほど、やっぱり九州じゃん、と考えが強まる(ますます偏る?)ことになるわけです。

コロナ陽性者、ついに急増中

日曜の発熱外来はいつも受診者・陽性者が多いですが、今日も予約の電話が引っ切りなしでした。

予約枠は早々にキャパオーバーとなり、多くの方の受診をお断りすることになってしまいました。

これはちょうど、第8波の頃と同じ状況です。

コロナ検査(NEAR法)22人中10人陽性でした。この高い陽性率は、感染者が増えているときの兆候です。

それに加えて今日は、自宅で抗原検査陽性だった方の受診も4人ありました。これも最近増えています。

5月8日以降の毎週の陽性者数は、当院では5→7→9→13→15→27と急増中です。

濃厚接触者かつ高熱の方は、以前なら「みなし陽性」の範疇ですが、いまはその判定すら求められません。

つまり、たぶんコロナという方にはもう、確定診断の必要性がないのです。治療や届出に差はないので。

そういえば、ここに来てインフルエンザがかなり減りました。今日の陽性者はたった1人でした。

近隣の小学校では学級閉鎖が出ていますが、これも今はインフルではなく、コロナの学級閉鎖です。

熱せん妄が出たお子さんは、インフルではなくコロナでした。せん妄はインフルだけの特徴ではないのです。

昨日他院で風邪薬の処方を受けたけど何も検査をしなかった、という陽性者がけっこういます。

発症から間が無かったということもありますが、それにしても、コロナがスルーされることはとても多いです。

そのような他院で、どのような隔離状態で診察を受けたかが気になります。

新規感染者数って、推定値でも毎日報じた方がいいと思う

新型コロナの専門家会合は、夏の間に一定の感染拡大が起きる可能性があると分析しました。

東京都では、定点医療機関あたりの報告数が、5週続けて増加していると報じられました。

熊本県でも同様に、定点あたり2.06→2.30→2.41→3.54→5.43と、少々加速がついているように思えます。

毎日の発熱外来では、受診者は以前よりも少ないですが、陽性者は出ています。

今日は、まとまった感染者が出ている学校もあると聞きました。いわゆる「クラスター」です。

メディアがコロナ一辺倒で報じていたあの時代は異常ですが、逆に今は報じなさすぎている印象があります。

あるいは国民の側も、よく分からないので気にしなくなってきている面もあります。

定点あたり報告数がどうのこうのと言われても、結局いまどんな感染状況なのか、正直ピンときません。

かつてのように一喜一憂する必要はありませんが、でも感染者の実数がいまどのぐらいかは把握したいですね。

考えてみると、定点あたりの報告数等から新規感染者の総数を推定することは、そう難しくはないはずです。

一部の定点医療機関から毎日感染者数を報告させれば、さらにきめ細かく感染の推移が推定できるはず。

厚労省が集計・計算して、都道府県別と全国の「推定新規感染者数」を、毎日公表してはどうでしょう。

その馴染みのある数字によって新型コロナの状況を実感できた方が、国民だって動きやすいでしょう。

熊本空港に到着してみたら、ひどく活気がない

よんどころない野暮用があって、沖縄に行ってきました。トンボ返りです。

今日の往路は満席でしたが、復路はガラガラ。週末は沖縄に向かう人ばかりで、戻る人間はわずかなのです。

那覇空港は、制限エリアの中も外も人が多く、活気がありました。マスク装着者は意外と多かった印象です。

ただ、滑走路が増えて発着がスムーズになった反面、航空ファンとしてはつまらなくなりましたね。

第二滑走路が出来たのは約3年前のこと。第一滑走路とは並行に、1.3km離れた沖合に位置しています。

それまでは、1本の滑走路で、離陸と着陸がほぼ交互に、ひっきりなしに行われていました。

当時、滑走路1本あたりの離着陸数は、福岡空港に次いで日本第2位の混雑空港でした。

離陸前に滑走路手前の誘導路で待機していると、離着陸する飛行機を間近に観察できたものでした。

ときには、轟音を上げてスクランブル発進する戦闘機や、C-2輸送機の巨体を見ることもできました。

いまは新設された滑走路が着陸専用となり、着陸機の様子を間近で観察・撮影することが難しくなりました。

わが<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4189.html" target="_blank" title="熊本空港">熊本空港</a>も、到着客にとっては何の面白味もない空港になりましたね。ターミナルはただの通路です。

飲食店や売店はほとんど、出発客しか利用できません。なので他空港から到着した時に活気を感じないんです。

早くターミナルビルを全部完成させて、到着客や一般利用者が楽しめる空港にしてほしいものです。

糖質制限の楽しみ

いま糖質制限をしています。13日前に食べ過ぎたので、反省してその翌日から今日まで制限を続けています。

もともと1日1食(夕食のみ)生活なのですが、その夕食の主食(ご飯・パン・麺等)すら、今は食べてません。

毎晩のお楽しみの食後のデザート(ぜんざい、大福、モナ王、チョコモナカジャンボ等)も、やめています。

ビールは、すみません1缶だけ許してもらってます。でも2缶目からは糖質オフまたはオールフリーです。

という生活を続けていたら、10日で2キロほど体重が減りました。

明日は解禁日にして、ちょっと食べ過ぎる予定ですが、明後日からはまた糖質制限を再開するつもりです。

そして今月末にはまた、解禁日(食べ過ぎる日)を計画しているので、それがいまから楽しみです。

つまり、私の糖質制限は、食べ過ぎる楽しみのための、言わば準備行為なのです。

食事制限が苦しければ苦しいほど、いいのです。ビールを美味しく飲むためにサウナに入るようなものです。

私の1日1食生活自体が、まさにその考えから来ています。そのオリジナルは「BOOCSダイエット」です。

「1日1快食」によって楽しくダイエットする方法で、私はもう18年ぐらい続けています。

数日前に、北海道土産をいただいて、袋を空けてみたら実に美味しそうなバウムクーヘンが入っていました。

その禁断の甘みを、我慢できず口にしてしまったのですが、噛んだら木のように固く、つまり木工細工でした。

もう一方の袋を先に空けていれば、その中身のキタキツネを見ていれば、こんな過ちはしなかったはずです。

というわけで無事、今日まで糖質制限は守られてきたわけです。さあて、明日は解禁日。

電気自動車(EV)とマスクを作っている会社

今日の発熱外来ではコロナの検査は6人にだけ行いましたが、全員が陽性でした。陽性率100%は初めてです。

「職場に発熱者がいた」という病歴のある、つまり職場で感染したと思われる方が目立ちます。

しかしそれが、「職場にコロナ感染者がいた」ではないところが、ウィズコロナ時代の難しいところです。

多少体調が悪くても微熱があっても、いまでは普通に出勤する方が多いのです、とくに検査も受けずに。

職場でも公共の場でもノーマスクのことが多くなったので、ある程度は感染が広がるのは仕方ないでしょう。

診療では、私は必ずマスクを装着してます。発熱外来ではさらに、フェイスシールドと手袋も着けています。

国か市か、どこからか支給されたマスクの在庫が院内にたくさんあります。

その中に「BYD」と刻印されたマスクがあります。中国製です。品質はまあ許容範囲です。

で、そのマスクを作ってるBYDって会社、あの中国最大のEVメーカーBYD(比亜迪)と同じ会社なんすね。

いまやテスラと並ぶ世界のEVの2強のひとつ。やがてテスラを追い越すだろうとも言われています。

にしても、EV(乗用車・バス・フォークリフト)とソーラーパネルとマスクを作ってるって、変な会社です。

BYDの利益の約6割は、EVではなくマスクによるものだという記事を、最近どこかで目にしました。

テスラもBYDも、マスクが引っぱってるんです・・・お後がよろしいようで。

毎週火曜は充電日

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4231.html" target="_blank" title="愛車(BEV)の充電">愛車(BEV)の充電</a>は、近所の自動車販売店(自分の車のメーカーではない)で毎週火曜日と決めています。

設備は一年中24時間使えますが、火曜はその店がお休みなので、日中に気兼ねなく充電できるのです。

いちど別の曜日(金曜日)に行ったら、店の人が出てきて親切にしてもらったので(?)気が引けました。

「チャデモ」という規格の高速充電器(40kW)は、どのメーカーの車の充電にも対応しています。

「茶でも」飲みながら、というダジャレが込められた名称とのことで、私もペットボトルのお茶持参です。

あと、充電中に小説を読むのは無理だった経験をふまえ、今日は週刊文春を用意しました。

ケーブルを繋ぎ、専用のカードでタッチすると、即座に充電が始まります。30分経つと自動で終了します。

その際に、次の充電を待ってる人(車)が無ければ、「おかわり」することもあります。

このようにして、1回で20kWh、おかわりすれば40kWhまで充電できるので、1週間分としては十分です。

今日もおかわりしましたが、時間が許せばもう1クール、トータル60kWh充電するところでした。

新車購入後は1年間、無料で充電できる「パス」があり、つまり1年間は「電費」が完全に無料になります。

自宅に充電器(8kW)を設置していますが、できる限りそれを使わないようにして、節約しています。

月々の高速充電器利用明細が届きます。請求額はゼロですが、有料なら毎月8千円程度の利用額のようです。

やがて無料期間が終わったとしても、ガソリン車時代に比べれば年間10万円以上節約できる皮算用です。

最大の問題点は、遠出するときには必ず、目的地や経由地の充電場所を把握しておく必要があることです。

「電欠」はバッテリーにとっては致命的で、車自体の寿命にも関わるため、絶対に避けなければなりません。

現状では、EVで山道を延々とドライブするのは難しいかもしれません。充電インフラの拡充を希望します。

特典航空券で脳内旅行

航空会社のマイレージを使って、国内線や国際線の「特典航空券」をゲットすることができます。

燃油サーチャージは別料金なので完全に手出し0円とはいえませんが、かなりオトクな設定になっています。

クラスやその他の条件によっては、マイルの数倍〜10倍以上に相当する料金の航空券に化けます。

ただし、特典航空券用に割り当てられている座席数は少ないので、すぐに「売り切れ」てしまいます。

ANAの国際線だと、予約できるのは355日前からですが、人気路線の良い座席はすぐに空席が消えます。

なので、まだ入手できる特典航空券はあるか、予約サイトを調べて回る時点から私の脳内旅行は始まります。

私はまず、「復路」の空きがある路線と座席を探します。

例えば355日後(6月1日)のホノルル–東京便を見ると、おっ、空いてますね、フライングホヌの2階席が。

そこで次に、「往路」の空きを探してみると、おおっ、やはりホヌの2階席が取れそう。これはラッキー。

というわけで、往路:6月1日発 成田–ホノルル、復路:6月1日発 ホノルル–成田、という弾丸ツアー決定。

到着から出発までが3時間なので、入国したらすぐに出国しなければならない強行軍です。これは痛快!

なんてアホな旅程ですが、もちろん決済はしませんよ。もう十分、脳内旅行の醍醐味を堪能できたので。

コロナも夏風邪も増えています

いよいよ第9波が迫ってきたのか、今日の発熱外来は15人検査してコロナ陽性は8人(陽性率53%)でした。

じつは発熱外来受診者自体は46人いて、未検査の方の中にコロナが何人いたかは、わかりようがありません。

もちろん、コロナでもインフルでもない発熱者も多いはずで、とりあえず診断としては夏風邪です。

夏風邪とは夏における風邪のことで、冬は風邪を引いても当たり前なので冬風邪とは言わないのでしょう。

一方で、夏に流行しやすい子どもの感染症があって、プール熱や手足口病やヘルパンギーナなどがそうです。

と書きましたが、昨今の流行時期は不定期で、たぶんコロナ禍の3密回避とかマスクや手洗いの影響でしょう。

以前であれば、毎日のように子どもたちから「浴びる」ウイルスによって、私は免疫力を鍛えられていました。

しかしこの3年半、風邪症状の方の診察では必ず、マスクとフェイスシールドなどの防護具を付けています。

つまり、コロナやインフルのウイルスのみならず、すべての病原体から私は徹底的に逃げてきたわけです。

その結果、免疫力は確実に低下し、どのようなウイルスに対しても、弱いからだになっているかもしれません。

なのでいま、まとも風邪のウイルスを浴びたら、確実に風邪を引きそうな気がしています。

たぶん高熱も出るでしょうし、なんなら咳もひどいかもしれません。

診療を維持するためには、絶対に風邪を引くわけにはいきません。

そういうわけで私は、診療中以外であっても、マスクを外すのにはまだ抵抗があるのです。