北海道だけ寒い日

所用により、札幌に来ています。こちらの気温はいま9度です。寒いです。今朝は4度だったそうです。

しかし北海道を除くと、今日は日本中が暑かったみたいですね。

事情により、熊本から沖縄→羽田を経由して札幌入りしたので、寒暖差に翻弄されています。自業自得です。

問題は服装です。夏用のシャツとジャケット(麻)を羽織って来たのは、正解のような、失敗のような。

さて、食レポです。

ラーメン。日頃九州では「とんこつ」が標準なので、たまに食べる北海道の味噌ラーメンは新鮮ですね。

海鮮丼。間違いなく美味い。ただし、時間が無いので空港内の店で済ませました。でも美味い。

ビール。熊本で飲むときでも、業務用の生ビールは「サッポロ」がいちばん旨い気がします。缶ビールは別。

今朝の熊本空港は人出が少なく、保安検査は行列ゼロでした。

制限区域内の(フードコート風の)店舗も、利用している人はほとんどいませんでした。

先月顔なじみになった店員さんも、実は本店からの応援だったらしく、今日はもういませんでした。

今後、旧国際線ターミナルのところに新たにビルができて、そこに制限区域外の飲食店ができるようです。

それまでは暫定的に、制限区域に到着客が入れるようにすれば、もう少し賑やかになると思うんですけどね。

特典航空券の楽しみ

航空会社の「マイル」と引き換えに入手できる航空券を「特典航空券」といいます。

座席数は限られますが、早めに予約すれば、好きな路線のチケットが「無料で」手に入ります。

ただし、国際線の燃油サーチャージは別料金。いまはそれが、かなり高くなっています。

国際線の方がマイルの「うま味」が大きいのですが、今日は国内線の話。ご存じの方も多いとは思いますが。

熊本から羽田までのANAの特典航空券に必要なのは、時季によって異なりますが、今は片道6000マイルです。

時々セールをやってて、たとえば昨日までの1週間は3000マイルでした。往復でも6000マイルです。

マイルは、1マイル1〜1.7円に換算した買い物も出来ますが、特典航空券に換えた方が圧倒的にオトクです。

面白いことに、ユナイテッド航空のマイルをANAの特典航空券に換えると、工夫によってはもっと楽しめます。

熊本–羽田は5500マイル必要ですが、たとえば伊丹を経由する乗継便でも、全行程5500マイルでOKなのです。

乗り継ぎ時間がちょうど良い便を選ぶと、大阪でお好み焼き食べてから東京に行く、なんてこともできます。

もちろん復路は名古屋経由にして、セントレアの「まるや本店」でひつまぶしを食べて帰ることも可能。

この「乗継技」を使うと、熊本から沖縄に行くのに羽田を経由することもできます。トータル5500マイルで。

あるいは、熊本から札幌まで、伊丹と羽田を経由して8800マイルという、乗継三昧の旅も選べます。

飛行時間も乗継の手間もかかりますが、むしろそれが楽しいという(私のような)方ならうってつけでしょう。

BBQは野外焼肉ではない

このやたら暑い日に、当院スタッフを自宅に招いて、数年ぶりに「つるクリBBQ」を行いました。

ただしBBQ自体は、個人的にはすでに今月3回目です。やり始めると止まらないんですよね。

8年前に庭を改造して、耐火タイルのコンロ置き場も作ったので、自宅でBBQをするハードルが低いのです。

それに加えて、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1389.html" target="_blank" title="Weber">Weber</a>のコンロは片付けが簡単(ていうかほとんど片付け不要)なので楽チンです。

単なる「野外焼肉」ではなく、私のBBQでは大きな具材を丸ごと豪快に焼き、切り分けて食べるのが基本です。

今日の「丸ごと」は次の品々。

(1)牛:<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3164.html" target="_blank" title="トマホーク">トマホーク</a>(背中の肋骨付き肉、巨大で厚い)

(2)豚:ベビーバックリブ(豚の背中の肋骨12本分のかたまり、デカい)

(3)鶏:丸ごと(コストコのやつ)

(4)ピザ:直径41cm(コストコのやつ)

(5)その他:エビ・<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3160.html" target="_blank" title="ピーマン">ピーマン</a>・タマネギ・サツマイモ

ほとんどが以前に紹介したことのある具材ですが、コストコの鶏とピザは今回が初登場です。

参加者には、いろんな作業を分担してもらいました。BBQは、食べるだけじゃつまらないですからね。

牛も豚も鶏もピザもエビも美味でしたが、もっとも好評だったのは最後の焼き芋、っていうオチでした。

コロナ感染者はジワジワ増えてますけど

発熱外来の受診者はめっきり減りましたね、と書きたいところですが、このところ不気味に増えています。

3月1カ月間のコロナ陽性者(NEAR法)は、22人(検査数181人、陽性率12.2%)でした。

ところが、4月は今日までの17日間(実診療日13日)だけで陽性者は22人(検査数105人、陽性率20.0%)。

さらに、とくに昨日と今日では、26人検査して陽性6人(陽性率23%)と、ジワジワと増えている印象です。

この6人の年代は8〜43歳と、若い方が目立ちます。

最近のコロナは症状の軽い方が多い印象がありましたが、ここに来て、高熱の方が目立つようになっています。

4月の陽性者22人を見ても、熱が38度未満の方は5人だけでした。昨日・今日の6人は全員が38度以上でした。

ひところは、熱が低いからと言ってコロナじゃないとは限りませんよと言ってましたが、様相が変わりました。

今のコロナは逆に、また高熱が出やすくなってきたかもしれません。

最近の問題は、発熱していても処方のみを希望して、検査を希望しない方が多いことです。

おそらくこれは、世の中の感染者数が減っているし周囲に感染者がいない、というのがその理由でしょう。

ところが実際には、周囲にコロナがまったくいない、という方が検査して陽性が出ることが多いのです。

当院の4月の陽性者22人のうち、周囲にコロナ感染者がいた人は6人(27%)だけでした。

どこで感染したのか見当もつかないという人もいれば、そういえば同僚が熱を出していたという方もいます。

もはや発熱しても検査しない人が増えたため、感染ルートがわかりにくくなってきています。

このようにしてコロナは、ついに「普通の風邪」のように扱われていくのでしょうか。

当院のような発熱外来が、検査をして陽性者を一部あぶり出しても、社会的な意義は少ないのかもしれません。

4月16日は「熊本地震の日」

熊本市の防災基本条例によると、4月16日は「熊本地震の日」だそうです。

「災害の教訓等を次の世代に伝承するとともに、防災への関心及び理解を深めることを目的」としたものとか。

その条例が施行されたのが昨年なので、地震からずいぶんと「間」が空いたものですが、ま、いいでしょう。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1656.html" target="_blank" title="7年前の今日">7年前の今日</a>、当ブログの冒頭で次のように書きました。

–––

「余震は、本震よりも規模が小さいのですね」と、昨日のニュース番組で、アナウンサーが尋ねたところ、

「もっと大きな地震が起きて、そっちの方が本震、前のが前震、ということもあり得ます」と某専門家が回答。

イヤなこと言うなぁ、と思ってたら、本当に、その通りになってしまいました。

本日未明の大地震は、熊本地域の全住民に、計り知れない恐怖をもたらしました。しかも余震が続きます。

–––

「前震」後も繰り返す余震に怯えながらも、いつかは収束するはずだと、当時の私たちは期待していました。

しかし「本震」の瞬間、その期待は打ち砕かれ、何かとてつもないコトが起き始めた恐怖を感じました。

気象庁や学者が「今回が本震だ」と説明しても、「それもまだ前震じゃないのか」と疑心暗鬼になりました。

日常を襲った前震もさることながら、避難と復旧の真っただ中を襲った本震には、一時は絶望すら感じました。

しかしそれでも前に向かうしかないと思い直し、余震もおさまり、平静を取り戻すことができたのでした。

規模だけでなく圧倒的な恐怖をもたらした意味で、本震の起きた4月16日こそ「熊本地震の日」なのでしょう。

ブログ更新連続11年

いわゆる「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3846.html" target="_blank" title="間の日">間の日</a>」の今日、当ブログは連続投稿11年に到達。1日も欠かさず、11年間書き続けてきました。

もっと長期のブログも多数あると思いますが、写真無し文章のみの連続記録は、案外珍しいかもしれません。

誰かが新たに私の記録を追い抜こうとしても、私が書き続けている限りは誰にも抜くことはできません。

とは言え、当ブログもいつかは途切れることになるでしょう。その原因として想定されるのは、

(1)健康上の理由(病気、外傷、錯乱、昏睡、死亡など)

(2)技術的障害(Macの故障、通信障害、投稿サイトのシステム障害など)

(3)投稿不可能(拉致・監禁、天変地異、ミサイル直撃、日本沈没など)

(4)うっかり忘れ

(5)気力の喪失

(6)覚悟の上でのブログ終了

あり得るのは(2)で、怖いのは(4)です。いちばん正しい終わり方は(6)なのかもしれません。

そのためには、説得力のある理由を説明し、前もって終了日を告知する、いわゆる「出口戦略」が必要です。

たとえば、75歳になったらやめるとか(オイ、そこまでやるのか)。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-615.html" target="_blank" title="なだいなだ氏">なだいなだ氏</a>の最終投稿は、亡くなったその日でした。そう考えると、(5)や(6)なんて甘いですかね。

熊本地震から7年

熊本地震から7年。

今朝、近所でサイレンが鳴り始めたのに合わせて、亡くなられた方々へ黙祷を捧げました。

記憶に深く刻まれた出来事でしたが、その後のコロナ禍によって、私の記憶の優先順位が少々ぼやけています。

医療従事者だからかもしれませんが、ひと言で言うなら、私の「喉元を過ぎた」ということなのでしょうね。

常に地震を「想定」して備える必要があることは、私だけでなくすべての日本人が肝に銘じているはずです。

ですが振り返ってみると、一度は備蓄を誓った水も非常食も、自宅にはいま何もないことに気付きました。

地震があと5,6年遅く起きていたら、コロナ禍とのダブルパンチの大災難に遭うところでした。

もしそうなら、避難所ではクラスターが相次ぎ、発熱外来の運営もままならなかったかもしれません。

明日地震が起きる可能性まで想定して準備できているのかと自問すれば、恥ずかしながら「否」です。

大地震が起きるたびにいつも、「まさかいま起きるとは思わなかった」と思ってしまうのでしょう。

最近買った電気自動車 (EV) は、そのバッテリーから自宅に電気を融通できるシステムにはなっていません。

もしも将来EVを買うなら非常用電源として使えるようにしようと、熊本地震の時には考えたんですけどね。

地震に対応した仕組みにしたことと言えば、自宅の洋酒を並べた棚に、念入りにチェーンを張ったぐらいです。

その棚を見るたびに、あの時の「熱さ」を忘れまいと反芻するのですが、そう思うだけなんですよね。

「J-ALERT」の問題は空振りじゃない

北朝鮮から今朝発射されたミサイルについて、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-193.html" target="_blank" title="J-ALERT(全国瞬時警報システム)">J-ALERT(全国瞬時警報システム)</a>」が発出されました。

ミサイル発射を防衛省が発表したのは7時26分。J-ALERTが発出されたのは、その約30分後の7時55分。

今回はJ-ALERTで初めて、「日本の領土や領海への落下予測」が出されました。

その後、日本の領域への落下の可能性がなくなったので、約20分後に訂正(解除)されました。

この、J-ALERT発出から訂正までの顛末を野党は「正確性がないと<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2024.html" target="_blank" title="オオカミ少年">オオカミ少年</a>になる」と批判しています。

与党からも「本当にわが国の領土に落ちるような弾道の軌跡だったのか」と意見が出ました。

これに対して岸田首相は、「J-ALERTの役割を考えれば今回の判断は適切だった」と説明しています。

浜田防衛相も、「空振りに終わっても出し続けるのが絶対条件だ」と言っています。

私も、ある程度の空振りはしょうがないと思います。むしろ必要なら、果敢に発出してほしいと思っています。

でも問題はそこじゃない。そもそも、日本政府(官邸)は、J-ALERTの発出が遅いんです。

「ロフテッド軌道」の高高度ゆえレーダーから消失してしまい、確認に時間を要したといます。

しかしそうだとしても、発出まで約30分かけるのは遅すぎませんか。それで国民が守れるんですか。

政府は明らかに、空振りを恐れてますね。そのために、ムダな確認作業で時間を浪費しています。

こうなると、はたして本当のミサイル攻撃の時に、迅速にJ-ALERTを出しきれるのか心配です。

本番ではビビって声が出せなくなる、「逆オオカミ少年」になりそうな気がしてなりません。

ヒノキ花粉と黄砂のダブルパンチ

「黄砂に吹かれて」と題して黄砂の話を書いたのは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2043.html" target="_blank" title="6年前の5月">6年前の5月</a>のこと。

今日は北海道から九州にかけての広い範囲で黄砂が観測され、明日は関東にも届くと予想されています。

中国内陸部の砂嵐が起源なので、広く拡散する前の中国国内では黄砂も高密度で、日本の比ではないでしょう。

北京では通常の大気汚染にこの激しい黄砂が加わって、悲惨な状況になっているようです。

しかしその汚染物質を加味した黄砂が日本に飛来してくるのですから、中国も余計なことをしてくれます。

確認のため、工藤静香の動画を見てみましたが、クセが強く音程が不安定だけど髪が長い、ていうのが印象。

その歌詞の、「あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね」という部分にも、引っかかります。

砂の数の方が多いに決まってるでしょう。ガンジス川の砂だけでも、恒河沙(10の52乗)といいますから。

いやそんなことよりも、黄砂の被害です。車が汚れるだの飛行機が飛べないだのよりも、まず、健康被害です。

そうでなくても、いまヒノキ花粉症の人がひどい病状に陥っています。喘息が出ている人も多いです。

そこへ黄砂が来ると大変。せっかく「脱マスク」が進行中ですが、今だけ少し、マスクを着けておきましょう。

などと書きながら、私が心配してるのは実は、車の汚れと飛行機の運航だったりします。

数年前、阿蘇山の噴火が原因で、航空便が多数欠航したことがありました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2905.html" target="_blank" title="私の搭乗便">私の搭乗便</a>でも、「熊本に着陸できなければ福岡に向かうかも」とアナウンスされ、少々ドキドキしました。

たかが灰や砂でも、ジェットエンジンが吸い込むと大変なことになるとか。飛行機は「粉物」に弱いのです。

コストコ通い

「コストコ熊本御船倉庫店」に行きました。

オープンしたのは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3467.html" target="_blank" title="2年前">2年前</a>。「3密」を避けるために行くのを我慢していたら、気が付けば2年経っていました。

もはや「3密回避」という言葉自体、あまり耳にしなくなりましたね。

実は、初めて行ったのは先週です。売り場の全体像がつかめず、パンだけ買って帰るという顛末でした。

今日は「経験者」と共に再チャレンジ。こんどは予定外にアレコレを買って買いすぎてしまいました。

ご存じのように、食品も日用品もすべてが「ビッグサイズ」。通販よりも安い商品も目立ちます。

割安だから買っとこう、この機会に買っとこう、せっかくだから買っとこう、そんな気持ちで買うんですね。

BBQ関連では、なんと言ってもビッグサイズの肉が豊富でしたが、冷凍肉が少なく、多くは冷蔵肉でした。

冷蔵肉の賞味期限を考えると、BBQ当日の朝か前夜に、買いに来るのがベストかもしれません。

私が愛用している「キングスフォード」の「チャコールブリケット(豆炭)」が、ドッサリとありました。

ただ残念なことに、BBQ関連グッズの品揃えがほとんどなく、その方面は明らかに手を抜いているようです。

というわけでコストコは、備品よりも消耗品を買いに行くところだという認識を新たにしたところです。

なのでこんどはBBQグッズの調達のために、コストコから帰ってからハンズマンに行く羽目になりました。

ハンズマンは、備品や小物の品揃えが豊富で繊細でしたが、肝心のキングスフォードがありません。

考えてみると、ハンズマンとコストコって、品揃えが意外とかぶってませんね。

なので<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-743.html" target="_blank" title="当初計画">当初計画</a>(?)の通り、菊陽にコストコが出来てたら良かったのにと、今更のように思います。