クレカ搭乗不可の悲劇

ANAのシステム障害は収まりましたが、詳細な原因が不明とすれば、今後の再発も心配です。

ところで昨日は、「私は特殊な場合を除いて、クレカ1枚で、どこでも通過してきた」と書きました。

すると早速、「特殊な場合」とは何だ、というご質問がありました。

それって、説明してもいいですが、かなり特殊な場合なので、誰の参考にもなりませんが、よろしいですか。

たとえば、日帰りで熊本から札幌に行く急用が出来たと、そう考えてみてください。

早朝にバスで福岡空港に行くとか、前夜のうちに羽田まで行っておくとか、そういう工夫は除外して考えます。

となると、熊本を早朝に出発する、熊本→羽田→札幌→羽田→熊本、という航空券を予約するのが普通ですね。

そんな日帰り強行軍を「普通」と言えるのか、というご指摘は受け付けません。

当然、羽田での乗り継ぎ時間は短いので、乗継専用エレベーターを使って、到着階から出発階に移動します。

その乗継口で搭乗券等のチェックを受けるわけですが、前述した旅程の場合だとクレカが使えません。

そのため現場で足止めを食らい、係員に手数をかけさせてようやく通過できた経験が、じつは2度あります。

同一日に、同じ空港で、複数回の乗継を行うと、クレカではどの回の乗り継ぎかわからないのが原因とか。

なのでその場合は、搭乗券など、次に搭乗する便のQRコードが必要になるのだといいます。

クレカだってそれまでの搭乗情報がわかるはずなので、この理由には少々納得しかねますが、しょうがない。

というわけで最近は、熊本→羽田→札幌→伊丹→熊本、のように、同じ経由地を通らないようにしています。

逆に言うと、一筆書き経路で乗る場合は、最初から最後までクレカ1枚でいけるんです。これはスマート。

と思ってたのに、今月からクレカ搭乗が全面的にできなくなったので、ひどくガッカリしているのです。