「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4193.html" target="_blank" title="4種混合ワクチン">4種混合ワクチン</a>」の定期接種の開始時期が、今月から「生後2カ月」に早まりました。
この混合ワクチンは、百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ、の4種の成分を含有しています。
国内製品には、「クアトロバック」( KMB / Meiji )と「テトラビック」(ビケン/田辺三菱)があります。
クアトロバックは、「4」を表すイタリア語「クアトロ」と、ワクチンを表す英語「Vaccine」が命名の由来。
テトラビックは、4を表すギリシア語「テトラ」と、ビケン( BIKEN )の語頭を合わせたものだといいます。
当院でも、昨日は2カ月の赤ちゃんが、4種混合を含む5つのワクチンで「ワクチンデビュー」しました。
4種混合のほかには、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎ワクチンの皮下注射と、内服のロタウイルスワクチンです。
大泣きさせながらチクチクと注射を4本接種し、最後にロタウイルスワクチンを飲ませる手順となります。
その注射本数を1本でも減らすべく、このたび「5種混合ワクチン」の製造販売が承認されました。
「4種」混合ワクチンにヒブワクチンも混合して「5種」混合。その名も「ゴービック( GOBIK )」!
「5」を表す「ペンタ」を使って「ペンタビック」かと思いきや「ゴー」ですか。「ゴーです」(郷ひろみ)。
まあなんにせよ、注射が1本減らせるので、赤ちゃんが泣く時間(痛みと恐怖の時間)を短縮できるのは朗報。
医療従事者側からしても、接種時間とワクチンを準備する手間も減り、理論的には過誤接種の確率も減ります。
なので解せないのは、名称だけです。ゴービック。その和洋折衷な<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-66.html" target="_blank" title="重箱読み">重箱読み</a>には、ビックりしたなぁ、もう。