新ターミナルオープンに合わせて計器着陸装置の更新工事

熊本空港(阿蘇くまもと空港)において、昨年12月から行われていた計器着陸装置の更新工事が完了しました。

もともとは4月までかかる予定だったところを、3月24日に完了したと、国土交通省航空局が告知しています。

前倒しできたのは良いことですが、どうせならあと2,3日、早めに完了してほしかった。

というのも、熊本空港の新ターミナルがオープンしたのが3月23日だったからです。

この日は天候の問題もあったかもしれませんが、熊本空港への着陸には天候調査がかかる便がありました。

私が搭乗していた便も、普通なら着陸できそうなのに、福岡空港へ降りるかもしれないとのアナウンス。

さいわい、機長の頑張りで、無事熊本に降りてくれましたが、福岡だったら面倒なことになっていました。

蓋を開けてみると、この記念すべき日は、遅延や欠航が相次ぎ、熊本発着の航空便はかなり乱れました。

熊本空港は着陸が難しいらしく、最高レベル(CAT IIIB)の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4003.html" target="_blank" title="計器着陸装置(ILS)">計器着陸装置(ILS)</a>が装置されている空港です。

そのILSの更新工事期間中は、通常レベルの(低レベルの)計器着陸装置で代替して運用されていたそうです。

そのため、国交省によれば「通常時に比べて、着陸できる条件がやや厳しくなっております」とのこと。

なるほど。だから少々の風雨でもいちいち天候調査がかかったり遅延したわけですか(素人の憶測です)。

新ターミナルオープンの翌日に工事が完了とは間が悪い。頑張ったけどギリギリ間に合わなかったんですかね。

そもそも、こんなタイミングで更新工事などしなけりゃいいのに。