「令和5年春開始接種」ワクチンの希望量調査

従来の規定による新型コロナワクチンの接種は5月7日をもって終了となり、翌日から新制度に移行します。

5月8日から始まるのは、その名も「令和5年春開始接種」。お役所がそう名付けたので、そう呼びましょう。

その対象は、

・重症化リスクの高い者(65歳以上の高齢者、基礎疾患を有している者)

・そのような人が集まる場所においてサービスを提供する医療機関、高齢者施設・障害者施設等の従事者

熊本市では、5〜6月の接種について、各医療機関にワクチンの希望量調査を行っています。締切は明日です。

それぞれの日に、ファイザーとモデルナをそれぞれ何人接種するつもりがあるのか、それを問うものです。

ただし、ファイザーのワクチンは国からの新規供給予定が無いため、市の在庫限りでの接種となるようです。

したがって、ファイザーは医療機関の希望がほとんど叶わず、モデルナなら希望通りに供給される見込みです。

診療の合間に専用の時間帯を設けて接種するのですから、接種計画が立てやすいのはモデルナの方でしょうか。

当院では、上の条件を満たし、なおかつ当院で4回目以降の接種を受けた方を対象に、接種を行う予定です。

ざっと300人の対象者がいますが、実際に接種を希望する方が何人いることやら見当がつきません。

とりあえず、ワクチン確保のために、接種率70%あたりを目安に希望量を申請しておこうと思っています。

ファイザー希望者には申し訳ありませんが、当院のこの春の接種は、実質的にモデルナ単独になりそうです。