熊本空港・新ターミナルオープン

熊本空港の新旅客ターミナルビルが、本日オープンしました。

国内線と国際線のターミナル機能の一体化と、飲食店や土産店のエリア拡大がウリだそうです。

今朝6時15分から式典があり、空港会社の社長や蒲島知事やくまモンがテープカットなどしたそうですね。

さすがに時間帯が早すぎて私は参加できませんでしたが、それでも朝8時半には空港に駆けつけました。

9時からは「ANA Team HND Orchestra」の演奏会が開催されたようで、私はそのリハーサルを見ました。

「鬼滅の刃 じぇっと–弐–」(JA608A、通称「鬼滅ジェット」)も来ていたので、写真撮影だけしました。

ターミナルは、木質を基調とした柔らかい印象で、空間が広くて遠くまでスッキリ見渡せる感じです。

現時点で残念なことは、飲食店のほとんどが、保安検査を通った後の制限エリア内にあることでしょう。

これを「滞在型ゲートラウンジ」と言えば聞こえは良いですが、地域住民に恩恵はほとんどありません。

今回から、到着フロアが出発フロアと分離されたので、到着客がこの飲食店街を利用することもできません。

では、到着客と出発客が混在する伊丹や那覇はどうかというと、制限エリア内の飲食店が充実してませんね。

熊本空港で両者が混在できるままであれば、画期的なゲートラウンジ機能を持つことになったんですけどね。

いや、それ以前に、その飲食店街自体がチンケでした。ひとことで言うなら「フードコート」。

私のすぐそばで、某生放送番組の出演者が「めっちゃ美味し〜い」と叫んでました。美味いのかもしれません。

ですが、搭乗ゲートと飲食店との距離が近すぎて、便利かもしれないけど落ち着かない、そんな空港です。