たぶん今日は、今年いちばんヒマな日曜日の発熱外来だったかもしれません。天気も良かった。
ただし駐車場に出るたびに目に痒みというか痛みを感じ、今日ぐらいの受診者数で良かったと思いました。
午後4時ごろまでは、そこそこ混み合っていましたが、それ以降は久々に閑古鳥が鳴きそうでした。
でもこういう日に限って、マーフィーの法則にのっとれば、診療終了間際に受診予約が入るものです。
果たして今日も、予感的中。まったく緊急性は無いけど今日中に診て欲しい、という方からの電話あり。
当院では、そのような予約をむげに断らないことを、開院以来大事にしてきました。
ただしそれにも限度があります。開院当初のように、夜10時、11時まで診療することはできません。
私の体力の問題もありますが、根底にあるのは「働き方改革」です。職員に無茶な残業はさせられません。
政府がコロナ対応や医療を大きく変えようとしている今、たまたま運良く、第8波はほぼ収束しつつあります。
恐れていたインフルエンザの大流行も、すでピークアウトしたかと思うような、今日の発熱外来でした。
さて次の第9波がいつ来るのか、来ないのか。人の移動が増える時期を目前にして、特段の対策はありません。
コロナ診療に関わる特例的な診療報酬は、今月から段階的に縮小されています。来月も変わります。
人々の意識も変わりました。発熱外来を受診しても、検査は希望せず薬の処方だけを求める方が増えました。
しかし一方で、ご高齢の方の不安や危惧は増しています。国民の間の意識のギャップが、とても気になります。