電気自動車(EV)を買いました。バッテリーEV(BEV)です。時代を先取りしようと思いましたので。
しかもクーペタイプ。ただし4ドアです。趣味と実用を兼ね備えた、熟慮を重ねた上での選択です。
この車を「仮予約」したのは、実は1年3カ月前のこと。
半導体不足で生産が完全に止まっていたため、いつ納車になるかまったく見当も付かない中での予約でした。
待てど暮らせど音沙汰がなく、昨年末にようやく生産再開の連絡が入ったときには値段が上がっていました。
自動車産業というのは実に裾野が広く、コロナやウクライナや円安の影響がとても大きいんですね。
そんな紆余曲折を経て、ついに今日が納車日でした。仏滅でしたが関係ありません。天気が良くて幸いでした。
7年間の苦楽を共にした先代の愛車を駆ってディーラーに赴き、帰りはピカピカの新車で自宅まで凱旋です。
先々代のときも思いましたが、愛車との別れの辛さは無情にも、新車を目にした瞬間に吹き飛ぶものなのです。
何から書こうかと思うぐらい書きたいことがありますが、まずは、EV特有の動力性能でしょうね、やっぱり。
EVと言えば低速からの太いトルクがウリですが、ハイブリッドとの違いはそのトルクがずっと続くことです。
停止状態から最大トルクが出るので、黙って急発進すると同乗者がムチ打ちします。注意が必要です。
なんにせよ、安全運転です。慣れない車なのでいくぶん緊張しつつ、春のドライブを楽しもうと思っています。