回転寿司店などでの「迷惑行為」の動画がネットに投稿され、拡散し、社会問題になっています。
営業妨害だけでなく、利用客にも健康被害をもたらしかねませんが、それがこの行為の目的ではないでしょう。
単にインパクトのある動画を撮影・発信して知名度を上げるのが目的なので、余計にタチが悪いのです。
わが家の近所の店でも、「回っている寿司にアルコールスプレー噴射」という愚行が行われたようです。
やったのは某中学校の誰それだ、という「未確認情報」がすでに飛び交っています。
誰かがこの少年に「お灸を据える」必要はあるでしょうけど、ネットで晒す必要まではありません。
もっとずっと罪が重いのは、自他共に「迷惑系You Tuber」と認める、一部の馬鹿な大人たちです。
昭和の時代にも、店への営業妨害目的ではなく、単に「ノリ」で迷惑ないたずらをする若者はいました。
でもそれは、その場の仲間内で盛り上がるための「バカ」であり、撮影もなければ拡散もありませんでした。
ところが今は、「武勇伝」を世間にアピールするのが目的で、バカな行為を撮影・拡散にするようなりました。
たとえ「炎上」しても、それは知名度を上げることにつながり、つまりアピールとしては「成功」なのです。
少年たちには、迷惑行為が犯罪であること、ヘタをすると一生台無しになることを、教えなければなりません。
そしてその少年たちに悪影響を及ぼす大人の迷惑系犯罪者たちを、まずは厳しく処罰しなければなりません。