「オヤジギャグ」その場限り

日頃、診療の合間などに、たまに「オヤジギャグ」を言うことがあります。オヤジなので。

聞き手からはさまざまな反応がありますが、大別すると次の3パターンになるでしょうか。

(1)「面白い!」

逆に辛いです。「ほめ殺し」です。どうかご容赦願います。

でも本心からの言葉なら、これはもう「天使的」対応ですね。オヤジ冥利に尽きます。

(2)「つまらん」

正しい態度です。なんならため息をつき、眉もひそめてください。

「つまらん。お前の話はつまらん」とフルコーラスで言ってもらえると、完璧です。

(3)「あ、もう一度お願いします」

いちばん辛くて恥ずかしい仕打ちです。真面目に聞き直さないでください。

オヤジギャグというのは「勢い」で言ってます。その場限りなのです。聞き取れなかったら、それまでです。

Wikipediaが「オヤジギャグ」について辛辣に解説している中で、次の記載を見つけました。

「思春期以前の特に男児はオヤジギャグを過剰なまでに好む傾向がある」

そう。ヒネリ皆無のベタなダジャレは、男の子が大好きなんですね。オヤジの脳って少年返りしてるのかも。