成田から福岡に向かうジェットスター機が爆破予告を受け、セントレアに緊急着陸する事件が今朝起きました。
セントレアに緊急着陸なら<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2278.html" target="_blank" title="私も経験">私も経験</a>がありますが、あれは急病人の救命のため。今回は犯罪に伴うものです。
爆破予告という脅迫行為は、それ自体は簡単でも、結果として極めて大きな迷惑(被害)をもたらします。
到底イタズラでは済まされません。犯人は厳罰に処され、莫大な賠償金が請求されるべきです。
乗員乗客を人質にとったのだから、一種のハイジャックと考えても良いいでしょう。ならば重罪ですね。
本物のハイジャックじゃないので死傷者は出ないはずですが、機体からの脱出時に負傷した人が5人いました。
乗客の誰かがショックで心臓発作を起こした、とは報じられていませんが、そのリスクもあったはずです。
空港で厳密な保安検査が行われているのは、機内での犯罪、とりわけハイジャックを防止するためです。
しかし考えてみると、今回のように実行犯が必ずしも搭乗していなくても、航空会社を脅せてしまいます。
であるなら、空港でのセキュリティチェックをどれほど強化しても、ハイジャックは防げないことになります。
本来はそういった脅迫を寄せ付けないために、乗客だけでなく貨物のチェックも完璧にしているはずです。
しかし貨物室に爆弾がある可能性を完全に否定できなければ、結局は、安全第一ということになるんですね。
今回の犯行の目的は不明ですが、電話一本で実行可能な犯罪としてはあまりにも重大。厳罰は必須です。