「天才ビル・ゲイツに学ぶ 読書を“血肉”にするための5つのルール」という記事を読みました。
(1)電子書籍ではなく、紙の本を読むこと
ゲイツ氏は、読書中にひらめいたアイデアを、本の余白にメモるそうで、それが紙の本のメリットだとか。
メモのほか、マーカーを引いたり、ページの隅を折ったりする人もいますが、ちょっとマネできませんね。
ざっと読んで情報を拾うのがネット、汚さず大切に読みたいのが書籍、という棲み分けが私にはあるからです。
(2)いったん読み始めた本は最後まで読み切ること
あらかじめ丁寧にリサーチし、最後まで読む価値があると思える本を選ぶそうですが、私とは真逆ですね。
書評やネット記事で目にした本を、私は即座にポチるので、自宅に届いた頃には興味が半分は失せています。
また、読み進むうちに最後まで読む価値があるかどうかがわかるのであり、買う前に予測など私には無理。
(3)読書をする際は、まとまった時間を取って集中すること
読書のために、少なくとも 1 時間は中断のない時間を確保すべきだとゲイツ氏は言います。
彼は忙しいからせいぜい1時間なのでしょう。私は半日ぐらい暇がないと、ゆっくり読書する気になりません。
一方で、旅先でスキマ時間に本を読むという、妙に格好を付けた行為自体は好きです。
(4)関心が強いテーマは複数の本を読むこと
たしかに私も時々やります。ある本を買うとき、同じ分野や同じ著者の本をついでに買ってしまいがち。
でもその3,4冊が手元に届くと私の物欲はすっかり満たされ、どの1冊をも読まない可能性すらあります。
たまに大型書店に行くと、テーマこそばらばらですが何冊も大人買いしてしまい、積ん読まっしぐらです。
(5)本を読んで考えたことをアウトプットすること
ゲイツ氏はブログで多くの本の書評を執筆しているそうで、最初から書評を書くつもりで読むのでしょう。
この考えは理解できます。私もたとえば芥川賞受賞作などは、そのような気合いで真面目に読みます。
書評というほどではないにしても、当ブログでネタにするつもりで読むだけでも、けっこう疲れます。